中国残留孤児・訪日肉親捜し[新聞記事]@ (中国帰国者問題同友会)
《 厚生省発表= 実施年月、判明人数/訪日人数(判明率%) 直後発表→後日訂正》
◎訪日調査団の特徴 ◆重要施策、政府対応 ☆重要事項
第1次 ('81,昭56・3) 28/47(59.5%)→30/47(63.8%)
◎ 初の訪日調査団 国民の涙さそう
◎ 「祖国、肉親この目で」 渡航手続き終え口々に (読売-3・1)
中国孤児47人が来日 肉親捜し、期待と興奮 (朝日-3・3)
◆ 永住希望に検討を約束 伊東外相孤児に (朝日-3・8)
☆ 戦争の傷跡 孤児に深く 中国で日本人、日本で外国人(宋春巧) (朝日-3・8)
◆ 二人の孤児、国籍日本 中国パスポート発給せず やむなく日本大使館渡航証明書で来日
(読売-3・11)
◆ 厚生省は、帰国が可能かどうか法務省など関係当局と協議
[社説] 戦争の傷痕を語る旅 (朝日-3・16)
☆[解説] 「戦後」 引きずる中国残留孤児 肉親判明しなくても帰国の道開こう (読売-3・15)
感激の再会の裏では 再婚し面会拒否 善意の誤解
☆ 母と慕う人 対面を拒否 ( - )
[解説] 中国孤児に暖かい配慮を 国は何をしてやったか 来日も大半民間の善意 (共同-3・)
☆ [ルポ] 「中国孤児その後」全調査 離日後に肉親判明 永住帰国の夢着々と実現へ
傷跡深まる悲劇も (朝日-6・22)
☆ [記者の目] 高橋 豊 36年間放置して来た政府 暖かな受け入れ体制を (毎日-3・6)
◆ 父依頼の血液鑑定・東大中間報告−親子ほぼ認定<喩徳海> (読売-81・3・9)
[関連]悲情!血液鑑定 父子否定<喩徳海> 情愛は血を超えるか
(釧路家裁、<父>の戦時死亡宣告取消申立却下)
厚生省見解ー親子判定血液にこだわらず(当事者同士が確認しあえば、それでよし)
(読売-82・4・14)
「喩さんは私のオイ」 鑑定できずとも“直感"の信念 家増築返事待つ (読売-82・6・3)
[自由席] 我那覇敏子 あてにならぬ自称の日本名
- 妹(第一次・周鳳英)と再会を果たして(第一次、日本名合っていたのは1名)
(朝日-82・2・20)
☆ 何紅(第1次副団長・未判明)再訪日(ボランティア招致)血液鑑定父親判明(何紅→永井真由美)
[関連]荒武一彦 ボランティアの知恵生かそう 何紅さん(第一次)の父親再会
(毎日-[記者の目]84・5・17)
永井真由美(何紅)永住帰国(その後『中国残留孤児援護基金』勤務) (各紙-85・4・5)
☆ 王明喜(第1次ー父判明-・伊藤勝美(各紙-81・3・10) 再訪日、父と再会 (読売-[編集手帳]89・2・20)
[関連] 堀越善作-『残留孤児避難地図の証言』(佼成出版-P36)、
大谷昭宏-『春美16歳の日本』(朝日ソノラマー'89)
☆ 日本→中国 子探しの旅(日中孤児連8月に第1陣実現) (朝日-81・6・23)
☆ [連載・5回] 中国からの帰国 その後(夢に見た故郷) (朝日-12・6~10)
☆ 趙安博 戦後留華日本孤児談起 (人民日報-4・2)
☆ 養母に扶養費払え(中国裁判所判決) 第1次身元判明帰国孤児に、対応迫られる謝恩問題
(朝日-81・12・24)
☆ [写真記録] 浜口タカシ 私の祖国−戦後50年・中国残留孤児の記録(第1次~26次)
(財)中国残留孤児援護基金 朝日新聞社 (95・11)
希望者には弾力対応、養父母に感謝、日本語教育
☆ [関連][解説] 第一次孤児の帰国後ー老後が不安、祖国で奮闘続く、言葉の壁、
涙で迎えた肉親だが重い負担 (朝日-86・2・10)
[ルポ] 第一次孤児33人、永住帰国への軌跡全調査 (東京-87・3・13)
訪日調査孤児一期生、16年ぶり集うー同窓8人「祖国が一番、お互いにしわが増えた」
(朝日-97・3・3)
第2次 ('82,昭57・2〜3) 遼寧省30・黒竜江省30 46/60(76.7%)→45/60(75.0%)
◎ 続く訪日で国民の関心を呼ぶ、一方政府施策不備指摘の声も
◎ 判明率最高。 年齢 36~49歳、 平均40歳。 (註・平6、第25次 平均50歳)
◎ 名乗りたい・・・名乗れない いまの家庭破壊が怖い 悩む肉親も (朝日-2・26)
名乗れぬ事情分かって 残留孤児の“母"や“姉"センターの外で対面 (読売-3・4)
☆ [記者の目] 肉親捜し1、2年内に 政府対応の冷たさと生ぬるさ (毎日-3・11)
[ルポ] 「きずな」が描く人間模様 肉親捜し、涙の対面の裏で (朝日-3・6)
父のそでを引き「慎重に」と“義母" 全国からの寄付1200万円
(注・一人20万円配布・第1次4万円、第3次10万円事件)
[自由席] 我那覇敏子 あてにならぬ自称の日本名- 妹(第一次・周鳳英)と再会を果たして
(第一次、日本名合っていたのは1名) (朝日-2・20)
[自由席] 森繁久弥 彼らを温かく迎えてほしい (朝日-2・23)
[意見] 山村文子 生活保護で無気力の帰国者を案じる、一夜漬けでない受け入れ研修を、
残した養父母のところに里帰りの費用支給を (朝日-2・24)
[自由席] 今村末子 先輩として-国や肉親に頼らず、恥は覚悟で体当りで覚えて行け (朝日-3・2)
[自由席] 久保田緑 「チャムスのお母さん」 奮闘 (朝日-3・4)
[自由席] イーデス・ハンソン 再会後に来る「本当の大変」 (朝日-3・5)
[自由席] 坂口遼 帰国者の永住へ施設造りを (朝日-3・6)
[こころ] 小暮実千代 引揚の悲惨今も眼底に 我が子もあわや誘拐 「手放した母の心わかる」
(朝日-3・9)
[アンケート] 発展の祖国に誇り 白眼視に耐えた幼い日 <その時日本人と知った><バラ色の国日本>
<永住・一時帰国> 永住帰国派6、一時帰国派4。<平均像>平均年齢40才、36~49。
全員結婚。子供2人・3人が7割。 (朝日-3・11)
背にずしり養父母の心 肉親との対面を待ちわびながら、養父母と離れたくはない (朝日-2・20)
孤児自立へ日本語教えます “先輩"帰国者が音頭 ボランティア主婦協力 (東京-2・24)
中国養父母・・日本に初の永住入国 ( - )
中国孤児に働く場づくり 老人ホームや福祉施設を開放 特例で保母資格も (産経-3・7)
引き揚げなお年150世帯 定職につけず大半生活保護
残留孤児重い課題 調査依頼900人、親も老齢化 (朝日-3・8)
法相も帰化に積極姿勢示す 肉親いない孤児 (註・帰化に問題あることの認識未だし) (読売-3・11)
未判明で中国に戻った孤児に春 娘よ!名乗れなかった -父悔恨の告白、“過去が怖かった"
(毎日-4・14)
[関連] 浜口タカシ『 37年目の再会』(-P34)
☆ これが謝文東さん 「敵の子」救ったゲリラ隊長- 大阪の会社社長が写真保存 肉親捜しに有力な手掛かり
(朝日-3・4)
謝文東さんの最後を目撃 ( 〃 )
[孤児が明かす満州秘話] 謝文東自宅で数十人の孤児世話 憎む中国人たしなめ ( -3・1)
[関連] 『[実録]満洲国県参事官』-(P92) 七参事官討伐停止・土地買付・換地検討を軍に申入れ、
容れられず辞任。その後処理民生部移管
坂本龍彦 『満州難民 祖国はありや』 (岩波ライブラリー)-P117
☆ [写真記録] 浜口タカシ 『37年目の再会』 (第2次訪日調査団) (朝日刊='82・7)
◆ 中国残留日本人問題懇談会設置(厚生大臣諮問機関) <早期解決へ本腰,肉親捜し年次計画>
(各紙-3・12)
◆ 日中協議終わる 中国側-肉親捜しに積極的に協力する 日本側-尽力に感謝 (読売-4・1)
◆ 残留孤児821人 60年度迄に招く(帰国者センター新設) (読売-8・7)
☆ 中国残留孤児問題全国協議会結成[孤児全協] ボランティア団体が解決に向けスクラム (朝日-11・30)
[ひと] 坂口遼 孤児全協初代会長 (朝日-12・3)
孤児全協《日中交渉再開》 提言まとめる (朝日-12・18)
◆ [養父母問題で訪日調査中断] ('82、昭57・10以降日中協議中断、秋予定の訪日調査中止)
養父母・中国政府に感謝の「中国孤児決議」 宙に 自民台湾派が猛反発 (朝日-3・31)
養父母にサクラのお礼 植樹の旅(ボランティア団体) (朝日-4・12)
甘すぎた感謝の旅 養父母に会わせず 中国、孤児問題に厳しい感情 (朝日-5・14)
肉親捜し政府ルートに限る(民間除外中国指令) (朝日-4・28)
[解説]<残留孤児問題>中国、民間方式に拒否反応(政府間の問題強調) (読売-5・13)
残した家族扶養に苦心 帰国孤児半数が生活保護 厚生省調べ (朝日-6・17)
養父母の生活保証を 中国側要望 (読売-6・18)
養親らに補償を 中国、先決条件と強調 厚生省、来月上旬までに具体案出し折衝 (朝日-6・18)
『残留孤児基金』作っては 養父母扶養費を肩代わり (読売-[オピニオン]6・18)
[意見] 山本慈昭 中国の養父母を第一に 難題多い孤児の帰国 安易な呼びかけ慎もう
(朝日-[わたしの言い分]6・28)
厚生省、貸付制、中国と折衝 養育費送金を後押し (朝日-7・8)
[解説] 『扶養費貸付金制度』を早く軌道に 自立厳しい “順番"待つ人も多い (読売-7・9)
[社説] 中国孤児問題に必要な視点 (朝日-8・27)
肉親捜しに暗雲 中国現地訪問団孤児面会拒む 日本側対応に不信? 民間運動転機に (朝日-9・)
肉親捜し中断へ 中国、養父母処遇で難色 (新たな悲劇・貸付け制度) (読売-9・29)
貸付け制度に難色 日中協議もの別れ (朝日-10・29)
中国残留婦人、厚生省に直訴 肉親捜し再開して 長引く中断に焦り (朝日-11・19)
中国、受け取り辞退 養父母募金(千葉)1200万 (朝日-11・23)
[解説] 難航する肉親捜し 反感呼ぶ身勝手さ 養父母対策誠意、総意で示す必要 (朝日-12・21)
里帰り方式の検討を 中国側代表が強調 (朝日-83・1・19)
[意見] 残留孤児問題取り扱いの基本について政府間合意を 孤児問題は日本側にのみ責任
(孤児全協・庵谷磐) (朝日[論壇]-83・1・17)
◆ 肉親捜し 事務レベル協議再開(83、昭58・1・12から) (毎日-1・8、12)
◆ 日中政府が原則合意 養父母扶養費負担、国・民間半々 肉親捜し再開へ (各紙-1・19)
[社説] 親捜しを二度と滞らすな [余禄]- (毎日-1・20)
[社説] 孤児問題の日中合意を喜ぶ (朝日-1・21)
[社説] 中国孤児問題の解決を急げ (読売-1・24)
[社説] 中国残留孤児 里帰りに中国の協力を (産経-1・24)
◆ 日中政府口上書('84,昭59・3・17) 《孤児、養父母等家族問題原則》
〃 口上書('86,昭61・5・9) 《養父母扶養費》
第3次 ('83,昭58・2〜3)黒竜江省 24/45(53.3%)→25/45(55.6%)
◎ 肉親捜し1年ぶり再開 養父母問題の原則合意受け (各紙-2・8)
◎ 各地惨劇事件の孤児来日
[解説] 明日来日 待ち受ける試練 異なる言語・習慣 認定方法にも問題 (産経-2・24)
[解説] 教材『生活日本語』文化庁完成配布へ
<24場面・会話百種。 あいさつ、買い物、職探し> (東京-2・25)
[アンケート] 31人/(45)が「永住帰国」したい 帰国せず1人 (東京-3・2)
[アンケート] 7割が「永住帰国」 熱望(気掛かりな養父母、“社会復帰"に自信) (共同-3・2)
[社説] 肉親捜しに手がかりを (朝日-3・6)
[ルポ] 中国孤児深い心の傷跡 迷惑はかけぬから一目だけでも 身元は分かったが叔父は冷たく
<果せぬ再会一言集>-未判明18人 さよなら祖国、さよならお母さん (インサイド・レポート・読売-3・7)
[解説] 「永住帰国」に試練待つ 言葉の壁 学校で差別、侮辱 (毎日-3・9)
[解説]不調だった肉親再会 事前調査不足も一因 手掛かりも散り散りに
(毎日[いぶにんぐフィーチャー・追跡]-3・11)
<惨・苦・悲>-子供を売れ、小古洞の集団自決、麻山の悲劇 佐渡開拓地事件
[解説](昨年の訪日組) 6割が故国に帰れず 相続争いや同居敬遠 肉親戸籍復活せず (朝日-3・14)
[解説] 再検討迫られる肉親捜し 中国残留孤児問題の今後 民間組織との連携を (朝日-3・16)
[連載・10回] 『中国残留孤児』 (朝日-3・2〜)
[連載・3回] 黒竜江省の子ら 肉親捜しの記録 (東京-3・10~)
[連載・3回] [追跡] 永住帰国した孤児たち (読売-3・10~)
[記者の目] 残留孤児を二度も捨ててはいけない 帰国の夢実現を (毎日-3・12)
[記者の目] 切実“自己確認の旅" 願い「日本永住」だけでない (毎日-3・ )
[正論] 川野重任 国は全力で取り組め中国孤児 養父母も招き直接感謝せよ (産経-3・25)
[アンケート] (孤児全協が会員に12項目) 厚生省に強い不満 資料公表、支給金配分、 血液鑑定
(共同-3・30)
[マンガ] 帰国1年後 座り込み <日本語教えて 職業を 住宅を> (朝日[フジ三太郎]-2・19)
[写真] 喜びと悲しみ <傷痕、孤独、祈り、感涙、笑顔> (読売-3・4)
[憂楽帳]-<私も新京で>(毎日-3・3)、 <軍の論理>(毎日-3・9)。 [鐘]-<孤児の心境>(日経-3・15)
[ひと]-竹川英幸・民間の力で帰国者センターを (毎日-3・8)
故国より養父母の恩 孤児に新たな動き (朝日-2・22)
待ち受ける試練 異なる言語・習慣 認定方法にも問題(人違い) (産経-2・24)
心痛む綱引・新潟(息子)と岡山(弟)から<楊文海> 名乗り拒む経済負担
養父母恩返しや自立にも壁 (毎日-2・23)
<楊文海>頭の傷痕で決定 (毎日-3・3)
日本語教材作る 文化庁が無料配布 <あいさつ><買い物><職探し> (東京-2・25)
“日本人養母"と再会 異郷日々励まされ <金利・大場きせ> (朝日-2・26)
兄弟は売られた(兄来日)、 「念書」 に実の父の名 (朝日-2・28)
[関連] 『弟』 第24次団長として訪日 売られた身、示す「念書」 に父感じつつ (朝日-平5・11・6)
新井利男著 『残された日本人』-P22(於、黒竜江省肇東県) (径書房-'86・2・20)
<孤児問題ある断面> 会いたい!でも《ようやくつかんだ幸福》目前の弟に心揺れる姉<董喜>
(毎日-3・1)
☆ 孤児全協申し入れ 血液鑑定は厳密に (朝日-3・1)
二人の母につらい裁定・血液型検査 (産経-3・7)
孤児全協・浮かれ騒ぎやめよう 肉親捜し見直しへ (朝日-3・24?)
会いたい! でも・・目前の弟に揺れる姉も(ためらう姉にも事情が) (毎日-3・1)
姉さんよくぞ決心を 在中国4人兄妹に“春" ひそかに名乗り出る (朝日-3・4)
“母"や“姉"センターの外で対面 名乗れぬ事情わかって・・・ (毎日-3・4)
母娘再会のきずなは 《ノド突かれた剣の傷》 『悪かった』母号泣<王淑梅> (各紙-3・6)
口々に政府へ不満 進展せぬ肉親捜し、焦りと怒り噴出 前回20万今回10万きっかけ (朝日-3・10)
集まった寄付金1786万余の内450万(1人10万)を渡した (読売-3・11)
[解説][孤児たちの10万円事件] 日中文化の差浮き彫り(激しく抗議、前回20万)
(ニュース三面鏡・朝日-3・13)
☆ [惨劇の中から]
『東安駅爆破』で家族ちりぢり 日本軍が爆破・死者700人 明日対面・確認難航か<才宝林>
(朝日-3・1)
肉親3組が名乗り出 列車爆破で行方不明のあの子だ ともに譲らぬ肉親 (毎日・産経-3・1)
「東安」 孤児、4組目の対面も不調 (各紙-3・6)
東安駅列車爆発が運命を分けた 奇跡的に助かった孤児、だが肉親は・・・ (産経-3・9)
[関連] 惨状描く「八月の最終列車」 (朝日-61・11・19)
三留理男 『満州棄民』 (私は東安事件の生き残り<孫香艶[今井満里子]>) (東京書籍-'88)
<20次-鄭淑蘭、王桂珍>(朝日-90・2・26)
<25次> 深く残る傷あと 「東安事件」の孤児2人(朝日-'94・11・27)
『佐渡開拓地事件』で一家全滅 叔父と対面<李玉徳> (各紙-3・10)
[関連] 斎間新三 『果てしなく黄色い花咲く丘が』 (長野県・埴科郡記念誌編集委員会-53)
江成常夫 『シヤオハイの満洲』(殺戮の開拓村) (集英社-'84)
『麻山事件』 ソ連軍に囲まれ悲劇 (朝日-3・14)
[関連] 麻山の孤児兄妹39ぶり再会 確認へ訪日訴え (共同・北京-59・10・22)
悲願の遺骨収集 遺族ら12日出発 (毎日-60・10・7)
遺骨、中国側建設の方正新公墓に納骨 (朝日-60・10・20)
中村雪子 『麻山事件』(満州の野に婦女子400余名自決す) (草思社-58)
新井利男 『残された日本人』 (張桂雲) -P66
☆ 浜口タカシ 『再会への道』(写真記録・第3次訪日調査団) (朝日刊-'83・6)
☆ 日中混血孤児訴え 肉親捜し私たちも(厚生省に1200件、1割は資料から分かるが、親はそっとしておいて)
(朝日-2・25)
◆ 孤児センター、所沢に 日本語など4カ月研修・10月開所 (朝日-3・2)
◆ 孤児名簿 厚生省配布(離別状況・体の特徴等、710人分3分冊) (各紙-4・1)
☆ 中国新聞・永住帰国者対策批判 幻灰的“天堂"−中国回日本的孤児們的日本社会視 (光明日報-5・29)
[関連] 日本は“幻滅の極楽" 差別や冷遇の生活 狙い・資本主義社会のマイナス面紹介 (読売・朝日-5・30)
第4次 ('83,昭58・12) 東北三省 40/60(66.7%)→ 37/60(61.7%)
◎ 訪日調査再開(胡耀邦総書記来日の前に中国側急に通知。 養父母扶養費原則合意したが、実施方法
で対立し、訪日調査が保留されていた)
問題化する“永住"切り替え
一時帰国の孤児夫や養父母を中国に残し永住 中国側訪日調査中断 胡耀邦来日前日「口上書」
と切り離し、訪日調査認める (毎日-12・6)
[解説] 日中間政府交渉 養父母らへ配慮欠く 総合施策の確立が急務
-日本側施策不備、受け入れ不備-時代遅れの引揚船行政、問われる戦争責任 (朝日-12・15)
◎ 高い発見率続く
◎ 血液本格鑑定を孤児訴え 輸血用検査役立たぬ 精度低く紛争続き 戸籍復活にもカベ (朝日-12・8)
精度の高い血液鑑定を 孤児全協申し入れ (朝日-12・17)
血液鑑定で明暗 (朝日・毎日-12・17)
(孤児秘話) 『A』父否認、『A』-郭の姉の一時帰国に懲りて? 《似ている》と別の家族確認<郭樹芳>
(朝日-12・20)
[主張] 四たび残留孤児を迎えて(中国側の政治的意図・歴史のきしみの責任は孤児にはない) (産経-12・6)
[社説] 重い戦争の傷を負って (朝日-12・6)
[社説] 残留孤児で問われる「国際国家」 日本 (日経-12・7)
[社説] 「不戦の誓い」 を肉親捜しに (東京-12・7)
[社説] 中国残留孤児と国の責任−国・軍による棄民 (毎日-12・16?)
[主張] 残留孤児に往来の自由を (産経-12・19)
[ルポ] 迎える成田 支援の人達-対面もっと多く、 肉親捜しこそ“贈り物" (毎日-12・6)
[解説] <中国孤児問題の断面> 多難な肉親捜しの旅(官民の連携を、訪日調査は手掛かりの少ない人を)
[解説] 少ない情報、寄金 あと一週間、嘆く関係者 (毎日-12・13)
[解説] 永住対策まだ不十分 援護寄金寄付集まらず 年金空期間 里帰り旅費支給わずか
“里親"予算もタナざらし (毎日-12・16)
[解説] 第4次肉親捜しが残した問題点 肉親捜しは時間との競争 肉親高齢化 血液鑑定 再会はしても
(共同-12・18)
[ルポ] 中国帰国者村(岩手県) 親族らと定住できず 14家族77人が他から集中 その事情、理由は
(共同-12・16)
[ルポ] <孤児秘話-公式の場で見られない> [心に溝 時間の空白]疑問に目をつぶった肉親、
条件は合うのに認めなかった肉親、否定された父子 (朝日-12・20)
[アンケート] 母国恋し中国人妻・9割が里帰りを希望 (共同-12・7)
[アンケート] 3割が「里帰りでいい」 半数が「肉親が同意したら」 言葉の壁に不安 政府への要望
(毎日-12・12)
[記者の目] “その場騒ぎ"に終わらすな (毎日-12・6)
《[記者の目]にひとこと》 『孤児全員のリスト作りを急げ』 『「あなたはだれです」とせめてひとこと』
(毎日-12・17)
[拝啓新聞殿] 新聞は対面の感動を強制、あげく新しいトラブル、悲劇。 毎日[記者の目]にいう自制と良識を
(週間文春-12・22)
[記者ノート] 肉親捜し イベントに終わらせるな 戦争の犠牲者「おしん」も及ばぬ苦労 (産経-12・21)
[取材帳から] 悲劇生んだ肉親の情 中国への大量の土産がアダ(親族が次々分配要求・一家離散)
(毎日-12・16)
[関連] 日中のはざまに生きて-自分で書いた残留孤児の記録(大道武司)<新時代社刊>
[解題] 坂本龍彦
[天声人語] 母親-娘置き去り恥ずかしい。 置き去りは軍・国家 (朝日-12・4)
[意見] 川野重任 民間に頼るな中国孤児援助 国家的事業は国の責任で (産経[正論]-12・8)
[意見] 本田靖春 肉親捜しの旅 <役所の論理で>公式対面前の母娘抱擁を引き離す
(東京[社会時評]-12・15)
[意見] 伊藤武雄 中国孤児に別の観点を 長い「養子」 としての歳月 (読売[論点]-12・18)
[インタビュー] 和泉清一(三互会会長) 一日も早く里親制度を (毎日-12・5)
[ひと] 郡司彦(日中孤児センター理事長)-肉親捜しの草分け (毎日-12・9)
[インタビュー] 山本慈昭(孤児全協会長)- 孤児の親捜しに焦り (朝日-12・20)
重い宿命 養父母の恩 平和が引き離すきずな (朝日-12・7)
大半が永住帰国希望 養父母には気配り 厚生省が意向調査 (共同-12・9)
孤児の名に養父母の愛情が (春雨、宝金、福財、長福、英傑) 報恩の気持ち忘れずに (読売-12・11)
逃避行の末、さらわれ売られ 食うに困った日本人の犯行も (朝日-12・8)
「私はだれの子、名だけでも・・」 転売いくたび、わからぬ身元 (朝日-12・15)
☆ 援護基金ままならず(目標額の4%)、 中国光明日報・<幻の天国>(帰国者自立厳しく) (共同-12・6)
☆ 劇画「スパイの孤児」、訪日期間中に人気誌掲載 厚生省抗議−編集長謝る (朝日-12・28)
☆ 《『ぼく日本人なの?』ほるぷ出版》 帰国孤児二世の悩み 実例基に差別問う (朝日-84・1・8)
第5次 ('84,昭59.2〜3) 東北三省・(初)中国本土 26/50(52%)→27/50(54%)
◎ 中国残留孤児50人来日、大規模調査定着-12月に続き年度内2回目 (毎日-2・11)
◎ 訪日中 『口上書』 交換
◎ 中国本土孤児 初訪日調査 ◎ 大阪から離日
[社説] 実り多い肉親調査を (朝日-2・26)
[主張] 残留孤児問題の原点を問う (赤旗-2・3)
[社説] 肉親捜しの日中パイプを太く (読売-3・8)
[解説] 孤児問題に思う 過去を胸に刻み思いやり忘れず(北京発) (朝日・[視角]-2・27)
[解説] 植民地政策の高い代償 (朝日-3・4)
[解説] 調査準備時間の短さが痛い (読売・[孤児たちの周辺]-3・6)
[解説] (ホクロ判定)彭さん母娘拒否 科学的な血液鑑定を-孤児全協厚生省へ要望 <彭美麗>
(朝日・大阪-3・6)
[解説] 肉親捜しの難しさと限界 母貧しいからか、心変わりの彭さん 関係者の老齢化、調査方法も
(産経・[記者ノート]-3・8)
2人の“父”は幻 血液鑑定冷たかった<劉忠林> (毎日・大阪-3・6)
[解説] 肉親捜し 残された時間は短い 日中政府間の政治課題として解決を
(毎日・[ニユースきょうあす]-3・7)
[解説] もっと事前調査を(資料収集訪日前に) 滞在期間長く、窓口一本化 (読売-3・8)
[解説] 身元確認高率に 事前調査徹底 戦時死亡宣告洗い直す 厚生省
今回判明孤児25人中死亡宣告11人 13才未満未帰還者・死亡宣告3400人洗い直す
現地でビデオ撮影も
(各紙-3・9)
[解説] 「総決算」と残留孤児 (毎日・[デスクの目]-3・16)
[アンケート] 曇る日本永住の夢 先輩の苦難に二の足 拒否や保留が16人も (東京-3・5)
[意見] 桐島洋子 <残酷なドラマ> (東京[放射線]-1・28)
[意見] 遠藤 誉 <中国孤児再会陰の力> 小資料実らす「善意」 学友と対面、役人の誠意なさ知る
(読売[文化]-3・7)
[関連] 「あのおはぎの味だ」同級生(遠藤誉)の差し入れに涙 (朝日-3・2)
[意見] 松原一枝 <中国残留婦人に日本の土をふませたい> (東京-3・10)
[意見] 高野悦子 <原因の追及にもっと力を 「残留孤児」 解決のためにも>
(朝日[私の紙面批評]-3・14)
[素粒子]-(朝日-2・27、-3・5) [近事片々]-(毎日-3・5)
[人違い] 帰国後9年、人違いと判明 下関の範瑞君さん 絶望の日々 『本物』の<高野保幸>25日来日
(朝日-2・23)
父母がわり孤児出迎え 肉親捜しに協力、心支えた二人 (朝日-2・25)
『定住の道を』 会見で切実な声 (毎日-2・26)
母の台湾か日本定住か 再会後新たな悩み (朝日-2・29)
確認できずとも祖国に帰りたい 代表訴える (毎日-2・29)
肉親捜し広告作戦 厚生省がアフターケアー構想 (読売-3・10)
肉親捜し 長野県独自の調査検討 県会で表明 (信毎-3・13)
☆ 判明率半数・最低 今日離日 (各紙・大阪-3・7)
☆ 夢破れて 中国へUターン なじめぬまま2年半 (東京-2・17)
[関連] 永住を断念し中国へUタ−ンする『残留孤児』一家の事情 (週刊サンケイ-3・8号)
☆ 残留孤児帰国に新たな道 孤児在中国、日本家裁で就籍 国が旅費、永住可能に (朝日-2・27)
中国在住で日本国籍取得の道開く (読売-、東京-2・28)
[解説] 『時間との競争』克服を 威力示すか新方式 帰国後の態勢なお課題 (朝日-3・4)
[ひと] 千野誠治 残留孤児の国籍取得をすすめる (朝日-3・11)
◆ 残留孤児、養父母給付金で、日中原則合意 口上書交換へ (各紙-3・3)
【口上書】 『中国残留日本人孤児の解決に関する日中間の協議について』 昭59・3・17
永住前に一時帰中 養父母扶養費を国分担 肉親捜しやっとルール (朝日-3・17)
肉親捜し計画的に 養父母らに扶養費 年50万円、国と民間基金で (毎日-3・17)
肉親捜しやっとレール でも完了に何年・・「本腰遅すぎた、船で一度に呼べ、養父母のおかげ」 関係者
(毎日-3・17)
孤児の永住帰国拡大 親族なくても許可 養父母の来日にも道 扶養費、国と基金で折半 (読売-3・17)
扶養費など決着 政府が半額負担 肉親捜し定期的に (東京-3・17)
[社説] 体制が整った中国孤児対策 (読売-3・19)
[社説] 中国孤児問題の進展を喜ぶ (朝日-3・20)
[社説] 肉親捜し事前調査充実を (毎日-3・20)
◆ 肉親捜し急ぐ 安倍外相が一段の努力約束(衆・外務委員会-3・2) (朝日-3・3)
◆ 中曽根首相訪中前に肉親捜し具体策まとめ、中国側に協力要望 (各紙-3・13)
訪中、中曽根首相「孤児」今後も協力を 趙首相人道主義に基づき処理 (毎日-3・24)
第6次('84,昭59.11〜12) 黒竜江省・遼寧省 40/90(44.4%)
◎ 「従来」−手掛かりの多い者優先−(不公平問題)→「今回」−調査依頼の順
◎ 肉親よ!なぜ名乗り出ぬ 孤児団副団長 少ない手掛かりに不満 (朝日-12・1)
肉親との団欒夢見て来日 副団長が切々たる手記 (朝日-12・5)
[解説] 政府はなお努力を 副団長強調 (朝日-12・8)
人違いでもいい、一目だけでも会ってやって・・・体験から呼びかけ (読売-12・10)
◎ 国籍申請の残留孤児ら成田へ はかどらない肉親捜しにあせり就籍手続き・祖国に住みたい
(朝日-11・22)
◎ 6月に初の訪中調査 3省で200人対象 養父母から聴取も−厚生省方針 (共同-12・5)
[ルポ]−(朝日-11・23) [社説]−(朝日-11・20) −(毎日-11・22) −(読売-11・23) −(朝日-12・5)
−(共同・-12・6) -(東京-11・26) -(共同-11・29)
[記者の目] 「置き去りの罪」 -(毎日-11・29)
☆ [国籍・戸籍]
[解説] 身元判明孤児の戸籍 約3割が“死者"扱い “修籍"肉親側財産など複雑な事情 (産経-11・19)
<戸籍申請> 孤児13人が法廷へ たとえ肉親がわからなくても日本人と認めて (読売-11・22)
『私は日本人』 国籍取得調査始まる (毎日-11・28)
国籍取得の費用を援助 法律扶助協会 (朝日-11・27)
[意見] 香山磐根 戸籍回復に長すぎる歳月(戦時死亡宣告による抹消)
(毎日・『編集者への手紙』-11・30)
[アンケート] 日本国籍93%が希望 永住希望半数 (共同-12・6)
[解説] 「日本国籍」 に寄せる思い 許可申立13/90人 行政は暖かい対応を (読売-12・12)
[ルポ] 全員の血液確定を “別人の悲劇"生まぬためにも・・・ (毎日-11・30)
[ルポ] 異例のツムジ確定 『弟なら3つある』 (毎日-12・6)
[解説] -(読売-12・7) -(朝日-12・12) -(信濃毎日[記者座談会]-12・12) -(毎日-12・13) -(共同-12・13)
-([サンデー・リポート]毎日-12・16)
[アンケート] <未判明孤児30人一言集> -(毎日-12・12)
[よみうり寸評]-(読売-11・13、-12・5) [余禄]-(毎日-11・22) [天声人語]-(朝日-11・24、-12・8、12・24)
[筆洗]-(東京-12・7、12・7) [編集手帳]-(読売-12・14)
[コラム]<母国とは> 中津燎子「母国考」 『自分のル-ツを』求めている(朝日[今日の問題]-11・24)
[憂楽帳]<孤児と血> 孤児一家が帰国・母とトラブル、血液鑑定も母子、しかしヒビはもらず (毎日-11・28)
[意見] 五社睦 -(毎日・『編集者への手紙』-11・27) 遠藤誉 -(読売・『文化』-11・29)
桜井尚 -(朝日・『論壇』-12・10)
“都市型難民" 判明率低い遼寧省組 出身開拓団分からず養父母の間転々と (共同-12・7)
“代々木の母" <依田初美> 娘はどこに 第一回訪日調査から毎回 (東京-12・7)
“代々木の母" 6月ハルビンへ もしやわが娘では『似た孤児がいる』・・・ (東京-85・3・1)
[関連] 千八百人の孤児と会いつづけた元開拓団員 <依田初美>
三留理男 『満州棄民』(東京書籍-'88)-P255
☆ 3人帰国後に身元判明 血液鑑定で確認 (毎日-12・28)
☆ 浜口タカシ 『二つの祖国』 (写真記録・第6次訪日調査団) (神奈川新聞社、<P128>-'85・2)
◆ 来年も区外の受け入れ拒否、<葛西小・中>(国の押し付けに抗議 ) (共同-12・10)
常盤寮“重い"41年 引揚者2千人の人生を見た (毎日-12・12)
◆ (中国側名簿搭載孤児)身元不明でも永住帰国の道 厚生省『未帰還者』と認定 (朝日-11・29)
[解説] 孤児の就籍促進 身元未確定者の帰国も 厚生省方針 (毎日-12・16)
◆ 渡部厚相訪中随行記(中国側訪日調査の慢々的を批判、中国残留孤児の周辺・異国に募る不安)
(毎日-10・30~11・4)
渡部厚相が中国側から『調査のスピードが遅すぎる』と逆に批判され、 大量訪日調査を示唆された。
翌年度第八次から大量訪日調査始まり、2年間で1176人実施。
☆ まだ千人順番待ち 前途多難な訪日調査 (東京-12・13)
◆ 訪日調査、来年度は400人に倍増(予定通り実施) (各紙-12・29)
第7次 ('85,昭60・2〜3) 吉林省・中国本土 36/90(40%)→39/90(43.3%)
[社説]-(朝日-2・11) -(毎日-2・20) -(東京-2・21) -(朝日-3・1)
[主張]-(産経-3・4)
[解説]-(共同・-2・25) -(朝日[ニュース三面鏡]-2・27) -(毎日-2・28)
[ルポ] 孤児の痛みと悲しみ-(朝日-3・2) 未判明孤児の心切々と(代弁の手記)-(共同-3・3)
[アンケート](吉林省組) 6割 -(共同-2・18) 孤児に聞く現代中国 -(朝日-3・1)
(本土組・未判明孤児) -(共同-3・4) -(毎日-3・4)
[解説] 「中国孤児」 特別立法を 近づく“大量帰国時代" (毎日[ニユース・きょうあす]-3・5)
[素粒子]-(朝日-1・30) [雑記帳]-(毎日-1・30) [よみうり寸評]-(読売-2・12、-2・19)
[編集手帳]-(読売-2・13)
[サンケイ抄]-(産経-2・16)
[憂楽帳]<孤児の写真>-(毎日-2・18) [デスクから]<血液鑑定>-(朝日-2・24)
[一隅リポート]<中国残留孤児に思うこと>-(毎日-3・7) [記者の目] -(毎日-2・9)
[記者の目を読んで](毎日-2・26) [記者の目] (毎日-3・20)
[マスコミ・唐竹割り] -(内外タイムス-2・23) [意見]-(毎日[編集者への手紙]-3・7)
[インタビュー] 加来信子 -(日刊げんだい-2・8) [ひと] 加来信子 -(日経-3・6)
[ひと] 江成常夫 『シャオハイの満州』-《土門拳賞》-集英社・'84 (新潮文庫・昭63)
(毎日-3・8、-3・13、[余禄]-3・14)
[人違い] <王愛光> 喜び一転 つらい真実 確認後取り消し初のケース 戸籍照会で40年前死亡わかる
(朝日-2・27)
[解説] まざまざ“肉親捜し"の難しさ (東京-2・27)
[解説] 《人違いの背景》 あいまいさ残し認知 望まれる血液鑑定方式 (朝日[ニュース三面鏡]-2・27)
王愛光さん失意の自殺? 帰国めぐり再婚の夫と対立 [中国天津] (北海道新聞-87・10・19)
[関連] 郡司彦 『中国残留孤児』-P214
[コラム] 『直感』〜『血液鑑定』 担当者の悩み (朝日[デスクから]-2・24)
あの戦争を恨みます 女性孤児手記 切々と綴る祖国への“愛憎" (産経-3・4)
帰国後に父判明(血液鑑定) 8人なお検査中 (各紙-3・12)
☆ 浜口タカシ 『祖国よ母よ』 (写真記録、第7、8、9次訪日調査団。養父母二度目の訪日団)
(神奈川新聞社<P136>-'86・2)
◆ 未判明孤児の永住帰国-日中合意 4月からOK 『訪日調査済み』条件 養父母扶養費未解決 (各紙-2・20)
[社説] (読売-2・21)、 (東京-2・21)、 (朝日-3・1)
[関連] (毎日-2・20)、 (読売-2・20)、 (中日-2・20)
☆ 残留孤児2千人超す(中国側調査)訪日調査手直し必至 (朝日-5・28)
新たに204人確認 (中国側通知) 日本側未訪日600人と推定していた (毎日-5・10)
☆ [調査] 残留孤児その全体像は 総数は2千人台か (全国分布図) (朝日-2・9)
大半はまだ中国に 永住帰国の態勢は不備 判明率は低下の傾向 61年度には訪日一巡? 九千人が永住帰国
うち孤児350人 (朝日新聞調査-全国調査は初めて)
◆ 日本語教本『パート@』 文化庁作成 中国帰国者の実生活に (共同-2・13)
☆ 在中国混血3女性 国籍取得を申請([註] 後東京家裁で就籍許可) (産経-2・19)
☆ 望郷はるか『残留婦人』たち 里帰りままならず 47人がハルビンに定住40年 (読売<土曜ワールド>-2・23)
☆ 残留孤児の二世に奨学金第1号(鍼灸師専門学校) 援護基金内定 [岡山・山陽町] (山陽新聞-2・26)
◆ 厳しい暮らしの帰国孤児(厚生省・実態調査) 保護世帯48%、男の26%無職 (朝日-4・16)
[社説] -(毎日-4・17)、 (読売-4・17)、
◆ 厚生省が『対策室』 孤児の帰国定住へ 援助分担も前向き検討 (朝日-4・2)
☆《孤児》という呼び名
なぜ中国残留孤児 波紋広げる呼称論争 成人に不自然 「暗い」の声も (共同-60・4・1)
[解説] 中曽根首相→山本慈昭 「いい呼び名ないか」 (毎日[論説ノート]-58・2・1)
[投書欄] <残留二世に> <残留孤人は>(毎日-58・3・1)。 <孤児と呼ぶのやめよう> (朝日-58・3・3)
[文化] 安岡章太郎 「孤児」 は不適切 軍隊は何のために存在 (読売-61・8・15)
◆訪中現地調査 (60・5~6)
東北3省で面接へ ビデオ収録 (朝日-4・6)
きょうから初の『訪中調査』 まず黒竜江省の76人 (読売-5・21)
瀋陽で調査始まる 父母の命が縮んでいく・・・ 口々に不安訴え (共同-毎日-6・3)
養父の多くは他界 遅すぎた悲劇次々 (共同-毎日-6・4)
調査終わる ビデオ7月に公開 (共同-朝日-6・6)
日本名示した孤児23人 調査対象179人のうち (共同-毎日-6・8)
調査に訴え次々 「離別」 生々しく 41%永住帰国望む (読売-7・8)
訪中調査実り 10人に肉親名乗り 11月来日へ (毎日-8・2)
「肉親と再会今度こそ」 約20人が身元確認?訪中調査公開に照会相次ぐ (読売-8・2)
◆ 孤児問題懇談会(厚生大臣諮問機関) 意見書提出 (定着促進、生活指導、国の財政援助) (各紙-7・23)
[社説] -(朝日-7・24)、 -(毎日-7・24)、 -(読売-7・29)
第8次 ('85,昭60・9) 135人= 東北3省 各45人×3班 編成 36/135(26.7%)→42/135(31.1%)
◎ 大量訪日調査幕開け 判明率急減 滞在期間圧縮 14日→12日
◎ 肉親捜しに協力を 厚生省異例の呼びかけ (共同-9・7)
◎ [解説] 40年の壁厚く、相次ぐ非公開 涙の再会の陰に 身元確認 5/24組 (共同-9・20)
[解説] 大量調査の“幕開"け 低下する判明率 永住帰国に問題 <来年度は700人・今回判明は4割か・
永住帰国の施設不足> (共同-9・2)
[社説] 実らせたい肉親捜しの成果 (読売-9・4)
[社説] 進まぬ孤児の肉親捜し (毎日-9・14)
[社説] 減った中国残留孤児の身元判明 (共同-9・27)
[記者ノート] 身元調査はウソをただすこと(父の名前はデタラメ・・悲しいウソ、ワラおもつかむ思いで、聞いた話
を“体験"にする人も) (産経-9・7)
☆ [解説] 身元未判明孤児も永住帰国できるようになったが
条件面に依然“壁”、 定着センター収容能力にも問題 (共同-9・18)
[解説] 厚生省・未判明孤児の新リスト作成(来年中にも) (共同-9・19)
◆ [解説] 厚生省・定着対策充実(家賃補助、生活相談等・来年度150人) (共同-9・21)
[ルポ] 読者の意見と孤児の反応(日本の正体は?,肉親は勝手か?、国の責任は?,永住帰国するな?、
報道はたてまえ?、受け入れ不十分?) (朝日-9・21)
[解説] 残留孤児取材の現場 肉親捜す手掛かり求め 記者も知恵出し合う (共同-9・22)
[解説] 曲り角の訪日調査 情報量減る一方 大量調査路線に打撃 (東京-9・25)
[ルポ] 肉親わからないまま(孤児5人) 愛が欲しい。死んだのか。違っても父。鑑定が憎い。日本人の血
(朝日-9・25)
[解説] 孤児調査なお工夫を 悲しい低判明率 電算機、訪中調査生かそう (読売-9・26)
[解説] 身元判明なぜ激減 人数増えて関心が低下 切迫感消え 慎重に調査 (朝日-9・26)
☆ [解説] 増える未判明孤児 訪日大量調査の課題 (共同-9・26~)
(上) もう一度機会を 期間が短いと訴え (中) 孤児全協-国の責任で永住対策を
(下) 増える失意 永住帰国 急げ受け皿整備
[解説] 多くの孤児無念の涙 駆け足の12日間 祖国に思い残し(失望・身元未判明組、血液鑑定。再会・判明組)
(共同-9・26)
[解説] 厚生省・肉親捜し強化(コンピューター照合、高い確度は再来日も) (共同-9・27)
[解説] 曲り角にきた残留孤児問題 埋め切れぬ40年間の空白、さらに (産経-9・27)
[アンケート] (黒竜江省45人) ほとんどが永住帰国希望 受け皿づくり一層急務に
条件面に依然“壁" 定着センター収容能力にも問題 (共同・-9・18)
[よみうり寸評]-(読売-9・4) [編集手帳]-(読売-9・5、-9・16、-9・26) [サンケイ抄]-(産経-9・10)
[天声人語]-(朝日-9・11) [春秋]-(信毎-9・10)
[インタビュー] 厚生省援護局調査資料室長補佐 和知金壽(毎日-9・10)
[ひと] 三互会会長 和泉清(毎日-9・27) 訪日団長 顧玉林(朝日-9・6)
[記者の目] 判明率低下、薄まる関心 定住の困難さ顕在化 地域に溶け込めるまで国は積極対応を
(毎日-9・25)
[ひととき]-残留孤児と妹のなみだ 「あの時、一人でも中国の人に預けていたら・・・・」 (朝日-9・16)
[川柳] (読売)中国に孤児あり孤老あり(-9・10)。この道や来る人なしに孤児涙(-9・19)。孤児のまま寂しく
帰る孤児が増え。(-9・20)。 肉親がわかり日本の顔になり(-9・26)
[フジ三太郎] 戦時中- 天皇陛下の赤子、 残留孤児- オジーサン、オバーサンと呼ばせて(朝日-9・10)、
残留孤児寝相相談室(朝日-9・19)
[意見] 中村義光 救済策の再検討を(身元引受人制度、定着センター、せめて難民予算の十分の一を)
(山梨日日-8・6)
ボランティア団体、歓迎費捻出に四苦八苦(大量調査時代) (朝日-9・6)
豆記者が取材 『戦争の悲惨伝えます』 (読売-9・16)
血液鑑定にすがる すでに半数近くも 肉親判明が激減 (朝日-9・19)
血液鑑定が急増 手掛かり減るばかり (共同-9・22)
血液鑑定で母判明−身元未判明で88年2月永住帰国した<侯彩琴> (朝日-88・7・30)
[連載・3回] 《忘れられた日本人》 (朝日-7・30~)
(上)<外人登録>残留孤児「中国人」で入国手続き (中)<消えた戸籍>父が否認、復活は宙に
(下)<法の認知>戸籍新設の支援実を結ぶ
[連載] 《もう一つの戦後》 @原宿のポスターと残留婦人の手紙G中国の家族と生きる
H再婚・・・帰国の足かせ
I元関東軍参謀、開拓団放棄・・『任務』だったJ言葉の壁少女自殺
K残留婦人中国へUターン (朝日-8・1)
[連載] 《夏草の祈り》C [肉親捜し] 孤児、他人事と思えず 再会を願い奉仕の日々<森川富子>
(朝日-8・10)
[連載] 《終戦40年の夏-それぞれのレクィエム》C 東京開拓団全滅 D東京開拓団生き残り孤児<大井川清>
(読売-8・10~)
[関連] 東京荏原開拓団 合田一道 『死の逃避行』-P130 <興安荏原開拓団の終末-副団長 足立守三>
富士書苑 53
江成常夫 『シャオハイの満州』-P176 <青麻畑の惨劇> 集英社 '84
[連載・12回] <養親と生きる><関東軍><満鉄><国恥の日、5・4>
<十字架・松岡洋右演説><二キ三スケ>
<皇帝><内面指導権><建国大学<無主の地><楊靖宇><武装移民> (朝日-9・6)
◆ 身元未判明孤児でも戸籍回復に配慮を 厚生省申し入れ 最高裁検討約束 (毎日-8・1)
◆ 国籍の悲願最高裁も応援 審理スピード化 日中調査資料、全家裁に (読売-9・5)
◆ 就籍裁判の促進、最高裁配慮-孤児の資料を家裁へ (共同-9・6)
◆ 来年度は一挙700人 訪日調査終了をめざす 定住指導も整備 (朝日-8・24)
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