Yagishiri Island, Northern Hokkaido


 北海道の北西岸・羽幌から西に約25kmの焼尻島(やぎしりとう)。周囲約12km、人口約300 の小さな島で、島の3分の1が原生林に覆われためん羊の楽園。



 夏は島が一番活気づくうにの解禁時期で、午前10時ごろ、魚場から戻ってきた船をみんなで手伝って揚げているところ。 



 うにをスコップでリヤカーへ。よいしょ! 
働いている人は老人が多いのが気になりました。



 東海岸は、ちょうどエゾカンゾウが見頃。



 この島を訪ねた第一の目的は、頭と脚が黒いサフォーク種というめん羊を間近で撮影することでした。ここのめん羊は、潮風が運ぶ塩分やミネラルが多く含まれる牧草を食べて育つため、肉質が柔らかく臭みが少ないらしい。

 集団の真ん中に、じっとこちらを見ているのがいる。ボスかも?


 精悍で良い面相! また、左側の羊を良く見ると、上目使ってこちらを見ている。気にしていたらしい。
 そういえば、札幌に住んでいた子供の頃、全身白いめん羊の鳴声を度々聞く機会があって、
  めぇ〜めぇ〜〜(震わせて)うめぇ〜
などと真似たもんですが、ここでは一度も鳴声を聞かなかったです。



 島を去る7月2日は焼尻めん羊まつり。港ターミナルの左側の青いテント下で、サフォークを食べるチャンスだったのに、生肉を\1,000で買ってバーベキューコンロで自分で焼くスタイルのみで時間がない、串刺しを焼いたものはないのか聞いたらやっていないという。 未練を残して次の天売島へ。