Nikko Toshogu Shrine, Nikko, Tochigi

 世界遺産・日光・東照宮(とうしょうぐう)陽明門(ようめいもん)が、40年振りに修復されて、2017/03/10 に公開されました。また、これより前後して修復された有名な三猿(さんえん)眠り猫(ねむりねこ)も一緒に掲載します。

2017/05/29  Sony DSC-RX100M3 

 陽明門正面 









  神厩舎(しんきゅうしゃ) -神馬の小屋-の正面と右側面に取り付けられた8面の猿の彫刻。一面一面がそれぞれ人生の一場面を表し、向かって左から右へ紙芝居のようにストリーをなしています。人の生き方を説いていると言われます。有名な「見ざる、言わざる、聞かざる」で知られる三猿の彫刻は左から2面目です。 


  65年ぶりの修復後の三猿と、修復前の三猿。 
随所にあった剥れや退色だけでなく、顔の表情も書き換えられています。





  徳川家康が眠る奥社(奥宮)への東回廊の入口の上を見上げると、牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたたねしている姿の 国宝・眠り猫
 うたたねしているふりしていて侵入者を監視しているという説、猫がうたたねするほど幕府が平和であるという意味が込められているという説、などいろいろな説があります。


  60年ぶりの修復後の眠り猫と、修復前の眠り猫。 



 実際に修復後の実物を見た時は期待したほど格別な感動はなかったです。後で、このようにパソコンで修復前後の写真を見比べて、改めて変りようを認識しました。