Hirosaki Castle Tower, Aomori


 津軽藩十万石の 弘前城 は、いつのころからか「弘前公園」と呼称されていますが、「弘前城」の方が馴染み易いです。天守 を色々なアングルで見ましたが、このアングルが一番格好良く見えました。

Honmaru

 四方を石垣で築かれた 本丸 の敷地内には、多数の ソメイヨシノ や シダレザクラ などの花で埋め尽くされていて見事な景観でした。 



 本丸 の西端の一段高い所から眺む 岩木山 (1,625m)。ここから約14km先ですが、大きく見えて絵のようです。 



 天守 3階の格子の隙間から見た北方向。濠の左側が 本丸



 ソメイヨシノ は、この日のお昼過ぎから急に散り始めました。 



 本丸 には、かなり濃い紅色の シダレザクラ が沢山植えられているのには驚きでした。未だつぼみの部分もあって、ソメイヨシノ に替わってしばらく目を楽しめてくれるでしょう。


West Moat

 両岸、約400mの桜並木が続く 西濠 。 右岸(東側)にある遊歩道は 桜のトンネル と名付けられています。 



 桜のトンネル から対岸(西側)を見た光景。 



 遊歩道に沿って生えている桜の古木は、水面の方向に突き出すように斜めに傾き、枝は空に向いて伸びていて奇妙な樹形となっています。斜めに傾いた幹の上には、ぱらぱらと桜の花びらが。 

Evning Sun

 天守 の前にある「御滝桜」の名の シダレザクラ。右方向から夕日が当たっているときなので、順光のときとは別な色合いでした。 



 ここ 追手門 近くの 外濠 は、朝通ったときは花びらが浮いてなかったのに、夕日が傾くころには、一面花びらで埋まりつつある状態でした。冬景色のように見えますね。

Light Up


 薄暗くなると照明が点灯されます。ここは 内濠 で、正面は 下乗橋、水面には照明された天守や行灯などが映っています。 



 あたりは暗いのに、空は未だ明るさが残っていて、岩木山のシルエットが映っています。今日は一日中良く晴れてくれました。 



 すっかり日が落ちて真っ暗になった中、照明で浮かび上がった 天守 と桜。 



 照明された西濠。照明は夜11時までとか。弘前は夜更かしですね。