Diary 2003年11月

11/29
 換水をRO水でしはじめました。 pH降下はピートの抽出液によって行ってます。 今のところ特に問題なくいい雰囲気を漂わせています。 やはりRO水だとピートの効果が高いですねー。 純水だと、添加する二酸化炭素のみでpH5.6位にまで下がってるし、緩衝能力がないので少量のピートでも十分pHを下げられます。 添加液をpHマイナスではなくて、ピートの濃厚抽出液に変えようと思ってます。
 現在のところpH5.2、TDS80μS/cmです。 かなり現地の水質に近づいたのではないでしょうか!? 調子にのってsp. "バンジャルバン"、cordata "バティバティ"を導入してみました。



11/26
 二酸化炭素によるpH変動について、その後つけたし・・・、下で赤大文字で書いてしまったことについて。 純水における二酸化炭素とpHの相関について、高校時代に培った化学の知識で計算してみました。 じゃーん、水草に適当と言われる15〜20mg/l以上では、二酸化炭素によるpH変動はほとんどありません。 ごくわずかです。 まぁ、ということであんま気にしないことにしました。
  腐植酸について・・・。 弱酸性の高分子物質で、多くの重金属と結合反応をするとのこと。 いわゆるブラックウォーターでは導電率はほとんど0に近い秘密がここに隠されているようです。 つまり、ブラックウォーターには金属イオンが存在しないのではなくて、腐植酸と結合することによって少なくとも導電率では計測できなくなっていると。 また、リン酸の移動を促進して植物への吸収を良くすることが知られているそうです。 クリプト達にだって必要元素はなくてはならないもの、腐植酸と結合した形で吸収しているのかもしれませんね。 ふむぅ、クリプト育成の秘密はブラックウォーターにあるのかもしれない。



11/25
 着々とROシステムの再構築の準備を進めています。 こんなことやっててもいいのか?って身なんですけどね。 さて、新しい制御システムは1.3.ピート濾過でいきたいと思っております。 ここで考えうる問題点がひとつあります。 

 ”ROでは大きなpH変動要因である二酸化炭素濃度の制御はどうするのか?”

→方法1
 巷の水草水槽と同じく、オーソドックスな二酸化炭素添加法(電磁弁、スピコン)で、なるべく変動のないように手動の微調整で頑張る。
→方法2
 二酸化炭素濃度を検知し、自動的に制御してやる。

方法1:んまぁ、一番の利点はやっぱり手軽なとこでしょう。 ネットで調べた限りでは、ピートなどに含まれる腐植酸は緩衝能力を有してるらしい。 ROだけではなく、水道水と割ってやることで緩衝能力を持たせることも対策の1つであろう。 どこかでエアレーションみたいなことやって極端に濃度が変わらないようにもすればいいかもしれない。
方法2:デジタルで制御できたらこの上ない。 しかし、問題はどうやって二酸化炭素の濃度をデジタルに検出するのか? 溶液中、気体中の二酸化炭素濃度を求めるのはエライ大変らしく、赤外線吸収率によって求めるとかなり高額です。 色々検索していたのですが、使用しているpHプローブ(秋月で3000円)を製作している米国オメガ社(http://www.omega.com/)で面白い物をみつけました。 Ion Selective Electrodeの中に、溶液中のCarbon Dioxide(CO2), Carbonate(CO32-)測定プローブ(ISE-8750)があるではないか!! うおぉぉ、マニュアルを少し読んだ限りでは、色々他のイオンとの相互作用もあるみたいだが条件を満たしている。 ちなみにお値段は$280、ゲボッ。 方法1でどうしても上手くいかなかったら試してみる価値はありそうです。



11/24 (pH:5.20〜5.30)
 10日経ちました。 順調に成長しています、有茎だけはね・・・(笑。 肝心のクリプトはすっかり消滅してしまいました。 う〜ん、だめだったかぁ。 今ROの準備をしているので、RO水+ピートによる自動調整をチャレンジしてみるつもりです。
 pHマイナス添加の部分を変えました。 ちょっとだけスマートになったかも? 電磁弁を金属の部分のない特別なものにしています。 前のよりもかなり高級品です。



11/18 (pH:5.20〜5.30)

↑ Cry.zonata カソンガン

↑ Cry.diderici? クブ産
 ものの見事に溶けました(> <)。 透明になっても形は崩れない、不思議だ・・・。 ロタラ系、トニナは成長を続けています。 これじゃぁ南米水草水槽になってしまう。 テトラpHマイナスじゃ駄目なのか!? pHマイナスの主成分はおそらくリン酸やリン酸塩だろうけど、クリプトには合わないのか? ともかくこのまま新芽がでるまで様子を見ようと思います。
  また、pH降下として、フミン酸などの腐植物質について検索をすすめています。 色々研究されているようです。 この装置の場合pHがある値を上回るとスイッチが入るしかけになっているのですが、そのスイッチをピートを入れた小型濾過槽に繋ぐ方法も考えられます。 これだとより自然に近いかたちでpHを制御できそうですね。



11/15 (pH:5.20〜5.30)
← 水草は、Cry.zonata カソンガン、Cry.diderici? クブ産、Cry.sp.ヌーリー似(根っこのみ)、ロタラセイロン、ロタラマクランダラスモール、トニナです。

↑ Cry.zonata カソンガン

↑ Cry.diderici? クブ産
昨日(11/14)にとうとう始動いたしました!! 一日たったところで特に問題なく、溶けも認められません。 これからが楽しみです!!