Diary 2005年8月

08/25
 今日はウエノイの成長過程と、新規導入株のアップです。

 一段目はウエノイです。大きさは台にしてる黒鉢とハイポネックスを参考にして下さい。2004年4月のプライベート便のものです。二週間程前から育成環境をガラリと変えましたが、心配していた溶けもなく新芽を展開してきています。この方法が成功し、花でも咲けば、ウエノイの水上(?)育成に関しては確立できたと考えてよいかもしれません。低出葉を出していますが花芽は確認できません。
 現在、ブローサ、キー、アフィニス、sp.”マウント・ベサール”、リングアで同様の育成実験を進行中ですが、溶けもなく、手ごたえを感じています。あとはヒューを手に入れて同様の実験をしたいな。

 二段目、三段目はビンタン島のグリです。私自身もビンタン島に行きましたが、採集者の出した情報、現地の写真を見ると、間違いなく私と別のポイントであることがわかり、導入しました。二段目はSebong川で採れた開花確認済みのグリ。三段目はLome川で採れたsp.物。入荷したものに葉の模様の違いがありましたが、果たしてタイプの違いなのか環境の違いなのかわかりません。種としてはグリでしょう。


 世界に新種のクリはまだまだ存在するでしょう。噂レベルでは新たな新種記載情報もチラホラ聞こえてきます。しかし、大部分はスポットライトに当たることなく開発により一瞬にして絶滅してしまうことが多いでしょうに。悲しいことですね。
 我々にできることは育成方法を確立し、それらを維持していくことしかできませんが・・・。




08/21
 今日は日曜で、当直明けなのでハイテンション。

 今日は撮影するぞぉーー!ってことで、本日開花してる鉢を全て撮影してみました。いつも途中でやる気なくなって挫折するのに珍しい。あと種からの子株系も撮影!定期的に成長具合を写真に残さないとね。

 上二段はティマの別鉢。なんだか数日前に咲いた鉢とは花の色調が違います。少し汚い感じです。カメラのオートホワイトバランスのせいもあるかもしれませんが、肉眼的にも「アレ?この前のと違うぞ」と思った位なので、本当に違うのでしょう。クリプトの花は環境及び運で花の形、色が違ってくることのいい例ですね。
 今まで乾燥、強光環境にさらされていたので、やや成長が悪いです。
 どんどん増殖させて年内にはリリースしていきたいですね。価格は数千円位が妥当かな。

 次の二段はアンナミカ、赤小型タイプです。緑小型丸葉が植え替えで調子を落としている間に、どんどん成長しています。前回と同様、リムの色は黄色く、赤味はあまりのらないようですね。
 んで、子株達も順調に成長しています。面白いのは均一の環境でも、育ちのバラつきが著しいことです。やはり減数分裂、受精、おそらく他の生物同様のDNA配列の再構成を経た、「違う個体」だからではないでしょうか。子株の大きさについては鉢と比較してください。最近は黒鉢にはまってしましまい、全部同じものに統一しています。ちなみに2.5号です。(黒鉢の購入に関してはここ見てねFeed On(フィードオン)

 さらにその下はパリジ・マタン産の子株達。親株同様、成長速度はかなり速いです。アンナミカがここまでくるのに8ヶ月を要したのと対照的ですね。

 で、最後は普通にユージー・ニボン産です。これは写真撮影環境をお見せするのが目的です。
 デフューザーボックスの使用は中止しました。理由は光がまわりこんだ写真より影ができた方がカッコいいから、光が拡散し鉢や背景にも光が当たってしまい草そのものを浮き上がらせるような写真が撮れないからです。
 光は草前上面から、デフューザーを装着してかなり近い位置から当ててます。これにより、草体、花だけを浮き上がらせることができます。さらにバックボードは可能な限り遠くに設置することにより、背景は真っ黒に抜けるようになりました。
 CPLフィルターを装着することで、反射でホワイトアウトしてしまうことを避け、乱反射を抑えることで立体感の出る写真としました。
 カメラはRAWモードで。シャッタースピードを速くして暗めに撮影し、Photoshop CS2で露出明るさをデジタル的に補正します。

 ふぅ〜〜。独学にしてはなかなか良い写真じゃない?雑誌にも載せられるかも!と自画自賛しております。ガハハハ。


 さ〜て、今日は溜まったメールに返信して、スポーツクラブで筋トレして、夜は飲むか!
 では〜〜〜〜。





08/19
 ×timahensis、6/9の日記に登場のものです。二ヶ月で結構成長してまして、花も大きめです。

  わが家で合計四度目の開花です。写真の鉢は四株子株をつけています。用土はアクアソイル・マレーヤに長繊維ピート少々。もう一つの鉢も数日以内に咲きそう。子株も三株つけてます。もう一つの株はアクアソイル・マレーヤ単品のみ。
 やはりハイブリッドだけあって丈夫ですね。弱酸性〜酸性なら大抵の環境に適応できそうです。成長速度はまぁまぁ普通ぐらい、現地の写真や我が家の育成を見ても開花頻度は高い方だと思います。ランナーを盛んに出して増殖も容易なようです。

 九月の旅行の計画が現実へ向けて練れてきました。うぅ〜、楽しみ!




08/13
 本日は画像なしです。
 どこまで書いてよいのか・・・。ただ、私も大きな勘違いをして日記に書いてしまった以上、訂正は必要でしょう。
 出射氏からの貴重な情報は以下のようなものでした。
 (8/15にさらにさらに訂正しました〜。これでファイナルアンサーですかね。)


 ・ボルネオエンシスの確認されている自生地は現在二箇所のみ。

 ・二箇所の自生地は1997年6月に出射氏が発見した。

 ・1999年に出射氏がレヨンの佐々木氏を自生地に案内した。

 ・その自生地とはSg.Lawak(Idei B-02)、Sg.Koru(Idei B-03)である。
  (frontier注釈:レヨンのつけたコードについては8/11の日記を見てください)

 ・Sg.Lawakについて出射氏は2003年3月頃には東センパガ産としてリリースし、
  2004年6月以降は、より近い街の名前"Pundu産"としてリリースしている。
  Pundu産としてリリースされている株は間違いなくボルネオエンシスである。
  (frontier注釈:私の開花、ネット上での開花を見ても確定ですね)

 ・Sg.Koruの自生地はボルネオエンシス、グリフィティ、そしてcf コルダータ等の混生が著しい。
  更に株姿、葉模様にもバリエーションが有る。
  2003年3月頃に出射氏は、開花していない時期に採集し、センパガ産として リリースした。
  これら数種のミックスであろうとの情報は伝えた。
  (frontier注釈:この情報は我々に届くまでに失われてしまったようですね。。。)
  現在のSg.Koruは自生環境の悪化により壊滅的。


 様々な点で驚愕ですね。知らなかった・・・。じゃあ、先日愛好家から頂いたSg.Lawak産のボルネオエンシスの正体は??これって開花確認されてましたっけ?しばらくはcf. borneoensisとします。バースメイヤーのサイトを見るとB-03のボルネオエンシスが掲載されています。これは今ではほぼ入手不可能のようですね。さらにB-03で採集されたコルダータ系の花も掲載されています。私の持っている"センパカ産"にそっくりです。

 そうそう、某所でideiiが咲いたようです。栽培下でのideiiの開花は非常に稀のようで、貴重ですね。



08/11
 昨日、本日と新規株を導入しました。

 一つはマウント・ベサール二便目です。ネット上で公開されている株姿のあまりの美しさに指をくわえていましたが、よく行くショップで維持されているのがあったので購入しました。さて、どうでるか?

  もう一つはボルネオエンシスです。私の知る限りでは、ボルネオエンシスはレヨンの佐々木氏が発見したSg Koru産sasaki No3a I-SAKK4(=Pundu産?出射氏に聞いてみなければ・・・)とSg Lawak産 sasaki No2 I-SASLがあるようです。Sg Lawak産の物は現在では入手するチャンスはないように思えましたが、愛好家がヤフオクで定期的に出品していたのでパリジと交換して頂きました。cat_dp氏サンキューです!Pundu産とは明らかに異なる葉です。咲くのが楽しみ!




08/10
  マウント・ベサール一便目がようやく・・・。しかも一ヶ月前に不手際でまたまた溶かしてしまった後なのですが。。ふぅ〜む、なかなか良い花ですのう。