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12/28(木)晴れ


23日(土)、友人・関根昭一氏の個展「ボールペンで描く“若冲”」を見に下北沢まで出かける。
昨年開催された「生誕300年記念 若冲展」(東京都美術館)に触発され、
描きはじめたという若冲「動植綵絵」の模写17点が展示されていた。
三菱の「uni-boll Signo DX 0.28mm/0.38mm/0.5mm」で描かれた細密画に、
鮮烈な色彩の印象をもつ「若冲」のイメージとは異なる、不思議な迫力が感じられた。
関根氏と会うのも10数年ぶりのこととなる。

本年の営業も今日でお終い。
来年は4日(木曜日)から開始します。
それでは良いお年をお迎えください。

『長女たち』篠田節子 新潮文庫 を読む
『八犬伝〈下〉』山田風太郎 朝日文芸文庫 を再読
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12/18(月)晴れ
今月、カメラを変えたので、試し撮りをかねて、
土曜日、埼玉県飯能市の白鬚神社、日高市の高麗神社、神川町の金鑚神社、
群馬県藤岡市の鬼石神社を訪ねてみた。
高麗神社にはシダレザクラの名木があり、なんどか撮影に来たことがある。
最後に訪ねたのはいつだったのか。調べてみると16年前の2001年のことだった。
ついこのあいだのことのようであり、はるか昔のようでもある。
今年もあとわずかになった。



『ニッポンの奇祭』小林紀晴 講談社現代新書 を読む
『八犬伝〈上〉』山田風太郎 朝日文芸文庫 を再読
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12/11(月)晴れ
『11/22/63〈下〉』スティーヴン・キング 文春文庫 を読む
 1963年11月22日、ケネディ大統領暗殺の阻止をもくろむタイムトラベルもの。
 馬鹿馬鹿しいと思いながらも、上中下巻合計1420ページを読ませてしまう、
 圧倒的なストーリーテリングのうまさにただただ感服する。
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12/4(月)晴れ
姫路市「破磐神社の大磐石(われ岩)」をアップしました。

吉備の旅の帰りに寄った破磐神社をもって、今年の更新は最後になる。
一段落ついたところで、インデックスにいくつ並んでいるの数えてみた。
東北43、関東12、中部15、近畿38、中国36、四国0、九州2、
合計146カ所。
四国、九州はこれからの予定としているが、関東が少ないのはたしかに灯台もと暗し。
この数に、私の出不精がよく表れているように思う。
近場はフットワークの軽さでカバーしよう。

『伊勢神宮と天皇の謎』武澤秀一 文春新書 を再読
『瓜子姫の艶文』坂東眞砂子 中公文庫 を読む
『11/22/63〈中〉』スティーヴン・キング 文春文庫 を読む
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11/20(月)曇り
岡山市「亀石神社」をアップしました。

今月、はじめてアマゾンのカスタマーレビューを記した。
『古代天皇家と『日本書紀』1300年の秘密』
『20代の部下とうまくいかないのはなぜか?』
以上2冊、ご照覧くださいませ。

『神と仏の古代史』上田正昭 吉川弘文館 を読む
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11/13(月)曇り/雨
玉野市「玉比v神社の立石」をアップしました。

『古代天皇家と『日本書記』1300年の秘密』仲島岳 WAVE出版 を読む
『11/22/63〈上〉』スティーヴン・キング 文春文庫 を読む
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11/6(月)晴れ
倉敷市「阿智神社」をアップしました。

『土偶のリアル』譽田亜紀子 山川出版社 を読む
『第三の時効』横山秀夫 集英社文庫 を読む
『20代の部下とうまくいかないのはなぜか?』岡田正樹 ポプラ社 を読む
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10/23(月)晴れ
総社市「石畳神社」をアップしました。

半年くらい前から左肘が腫れて、プヨプヨした瘤状になっている。
ふだんは痛くも痒くもないが、肘が机にあたると軽い痛みがある。
仕事が一段落したので、以前、頭皮の痒みで通った皮膚科にいってみた。
これは「滑液包炎」ですね、整形外科で見てもらえといわれる。
近くの整形外科を紹介してもらい、注射で肘にたまった液(水)を抜いてもらう。
以後、通院の必要もなく、簡単な治療ですみホッとした。

『教団X』中村文則 集英社文庫 を読む
 600ページの意味がない。拍子抜けしつつ最後まで読む。
『銀婚式』篠田節子 新潮文庫 を読む
 内容は地味だが、篠田節子にハズレなし。
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10/10(火)晴れ
総社市「鬼ノ城/鬼の差し上げ岩」をアップしました。

今月に入り、チャーちゃんが布団にもぐり込んでくる。
あっという間に季節がめぐってくる。

『天に星 地に花〈上〉』帚木蓬生 集英社文庫 を読む
『天に星 地に花〈下〉』帚木蓬生 集英社文庫 を読む
『いつか浦島』志水辰夫 集英社文庫 を読む
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9/24(日)晴れ
倉敷市「岩倉神社」をアップしました。

『大和三山の古代史』上野 誠  講談社現代新書 を読む
『天災と日本人 寺田寅彦随筆選』山折哲雄 (編) 角川ソフィア文庫 を読む
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9/18(敬老の日)台風一過の快晴
先週(12日)おこなった血液検査で、中性脂肪が458に上がっていた。
昨年11月が166だったので、急激な上がりように驚嘆する。
そういえば、この1年で体重も4キロ近く増えている。
理由はあきらかである。このところ歩いていないからだ。
ようやく朝晩は涼しくなってきた。今週から歩きまわることを心がける。

『緋の天空』葉室 麟  集英社文庫 を読む
『天災と日本人─地震・洪水・噴火の民俗学』畑中章宏  ちくま新書 を読む
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9/11(月)晴れ
倉敷市「真宮神社(王墓の丘史跡公園)」をアップしました。

『火山で読み解く古事記の謎』蒲池明弘 文春新書 を読む
 火山というキーワードで、見落とされ忘れられていた仮説を掘り起こし、
 その全貌を概観した好著。
 天の岩戸神話の鬼界カルデラ噴火説には思い当たる節がある。
 批判の余地は多々あるものの、無視できない仮説として残り続けるだろう。
『魂の民俗学 谷川健一の思想』大江修[編] 冨山房インターナショナル を読む
『かくれさと苦界行』 隆慶一郎 新潮文庫 を再読
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8/28(月)晴れ
岡山市「矢喰神社」をアップしました。

『古代天皇誌』千田稔 東方出版 を読む
『天災から日本史を読みなおす』磯田道史 中公新書 を読む
『ビッグ・ドライバー』スティーヴン・キング 文春文庫 を読む
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8/14(月)曇り/雨
倉敷市「楯築遺跡」を改訂しました。

『桃色浄土』坂東眞砂子 新潮文庫 を読む
『ブラッド・ブラザー』ジャック・カーリイ 文春文庫 を読む
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8/8(火)晴天
郵便受けからHの訃報を受け取る。
今年の年賀状には「私は思いのほか 元気です」と記してあった。
やっぱりだめだったのか。一瞬言葉を失う。
享年60歳は早すぎる。
冥福を祈る。
合掌
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7/31(月)曇り
岡山市「尾針神社」をアップしました。

「田園りぶらりあ」で吉田東伍の『大日本地名辞書』(冨山房、全8巻揃)を購入した。
岡田さんなら◎,000円でいいよと、安くしてもらったので値段は内緒にしておく。
本書は近くの奥沢図書館に置いてあるので、必要なときはコピーをとり済ませていたが、
これで、座右の書に加えることができた。うれしく思う。

『病が語る日本史』 酒井シヅ 講談社学術文庫 を読む
『円空を旅する』 井上雄彦 美術出版社 を読む
『吉原御免状』 隆慶一郎 新潮文庫 を再読
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7/18(火)曇り
岡山市「吉備津神社と吉備の中山(2)」をアップしました。

『1922』 スティーヴン・キング 文春文庫 を読む
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7/15(土)晴天
定期モノと単発モノが重なり、仕事に追われていた。
今日の休日出勤で、どうにか山を越えたところ。
ホームページの容量の件は、
休眠状態にある「桜巨木伝」を閉鎖して、巨石にあてることにする。
来週から更新を再開したい。

『梟首の島〈上〉』坂東眞砂子 講談社 を読む
『梟首の島〈下〉』坂東眞砂子 講談社 を読む
『ハズバンド』ディーン・クーンツ ハヤカワ文庫 を読む
『老いてこそ遊べ』遠藤周作 河出書房新書 を読む
『ペット・セマタリー〈下〉』 スティーヴン・キング 文春文庫 を読む
 森の奥に「ペットの霊園」があり、
 さらにその奥に「ミクマク族の埋葬地」とされる呪われた土地がある。
 トラックに撥ねられた愛猫をそこに埋めると、
 翌日、猫は腐った土の臭いをさせて我が家に戻ってきた。
 久しぶりにキングを堪能した。
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6/22(木)晴天
岡山市「吉備津彦神社と吉備の中山(1)」をアップしました。

さて、困った事になった。ホームページの容量を上げることできない。
今週、巨石をアップしようとするとエラーを起こしてしまう。
気がついたらホームページの容量150MBが一杯になっていた。
「マイページ」を開き容量を上げようとするが、これができない。
サポートセンターに電話をしてみると、昨年で容量追加のサービスは終了したという。
そんなバカな…… と思うが、致し方ない。
とりあえず、今回の更新分だけやりくりしたが、さて次回からどうしたものか。

『弥生時代の歴史』 藤尾慎一郎 講談社現代新書 を読む
『ペット・セマタリー〈上〉』 スティーヴン・キング 文春文庫 を読む
『きのうの空』 志水辰夫 新潮文庫 を読む
『逢はなくもあやし』 坂東眞砂子 集英社文庫 を読む
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6/3(土)晴天
岡山市「星神社」をアップしました。

『「神道」の虚像と実像』 井上寛司 講談社現代新書 を読む
 新書の中に、古代から現代までの日本宗教史が濃縮して詰めこまれている。
 著者は、「神道は、太古の昔から現在にいたるまで連綿と続く、
 自然発生的な日本固有の民族的宗教である」という理解はまちがっていると説く。
 なるほど思い当ることがある。蒙を啓かれた思いがした。

『眠る魚』 坂東眞砂子 集英社文庫 を読む
 2014年、55歳で亡くなった坂東氏未完の小説。
 南太平洋バヌアツに暮らす主人公「彩実」が、
 ホットスポットの危惧される関東北部の実家に帰ってきた。
 そこに暮らす人々は、原発事故などなかったかのような、
 装われた平静のなかで日々を送っている。
 そこに忍びよってくる、得体の知れない風土病「アオイロコ」、
 さらに彩実の舌ガンが発覚する。
 さまざまな問題提起が仕組まれているが、
 これがすべて坂東流の土俗ホラーになっているところがすごい。
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5/24(水)晴天
岡山県赤磐市「石上布都魂神社」をアップしました。

『滅びし者へ』 志水辰夫 集英社 を読む
『アイヌ学入門』 瀬川拓郎 講談社現代新書 を読む
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5/16(火)曇り
岡山県赤磐市「岩神のゆるぎ岩」をアップしました。

『ヴェロシティ〈下〉』ディーン・クーンツ 講談社文庫 を読む
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5/9(火)曇り
岡山県美作市「天石門別神社」をアップしました。

『「日本人の神」入門 神道の歴史を読み解く』島田裕巳 講談社現代新書 を読む
『ダーク・レディ〈下〉』リチャード・ノース パタースン 新潮文庫 を読む
『ヴェロシティ〈上〉』ディーン・クーンツ 講談社文庫 を読む
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4/30(日)晴天
今回の巨石の旅は、これまでで一番過酷なものとなった。
といっても、特別なコースや難所に遭遇したわけではない。

初日、翌日が雨との予報だったので、予定のコースを変更したため山歩きが集中した。
標高わずか175mの「吉備の中山」を歩き回っていたときに、
不甲斐なくも左膝裏の腱を痛めてしまったのだ。
平坦な道は大丈夫なのだが、上り下り(特に下り)にズキンとした痛みが走る。
昨年夏、事務所を引っ越して以来めっきり歩かなくなったことの報いだが、
もう無理はできない歳になったということか……。

ということで、今回は少々手抜き(足抜き)の撮影となり、
予定したポイントをすべて回ることはできなかったが、要所だけは抑えたつもりだ。


吉備津神社の回廊と吉備の中山

これから、徐々に更新していくので乞うご期待。
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4/24(月)晴天
今晩から吉備に向かう。帰りは29日の予定。

『ダーク・レディ〈上〉』リチャード・ノース パタースン 新潮文庫 を読む
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4/16(日)晴天
今朝、北朝鮮がミサイルを発射。
トランプ、金正恩のチキンレースがいよいよきな臭くなってきた。

『吉備邪馬台国東遷説』岡 将男 吉備人出版 を読む
『ブルー・ブラッド』デイヴィッド・ハンドラー 講談社文庫 を読む
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4/2(日)晴天
6年使ったガラケーからワイモバイルの月1,980円スマホに乗り換える。
とりあえず電話のかけ方、受け方を覚え、
後は、そのうちに学習するつもり。

『解錠師』スティーヴ・ハミルトン ハヤカワ・ミステリ文庫 を読む
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3/25(土)晴天
今週に入って、チャーちゃんが布団に潜り込んでこなくなった。
これも春の訪れを知らせる我が家の風物詩。
チャーちゃんも今年で10歳になる。私と同じ老齢の入り口だ。

『アイヌと縄文 もうひとつの日本の歴史』瀬川拓郎 ちくま新書 を読む
『謀略法廷〈下〉』ジョン・グリシャム 新潮文庫 を読む
『謀略法廷〈上〉』ジョン・グリシャム 新潮文庫 を読む
『あんぽん 孫正義伝』佐野眞一 小学館文庫 を読む
『古代史で読みとく 桃太郎伝説の謎』関 裕二 祥伝社黄金文庫 を読む
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3/5(日)晴天
本日、自宅から二子玉川まで散歩。
行きは環八沿いの最短コースを歩き、帰路は多摩川の河川敷を歩く。
万歩計の数値は19031歩で、13.3キロ歩いたことになる。
田園調布駅のスタバにたどり着いたときは、すでにヘロヘロ状態。


「二子玉川ライズ」のビル群。
駅周辺は再開発が行われ、昔の面影はどこにもない。
かつて東急の自動車学校があったところは「二子玉川公園」に変わっていた。

『甘粕正彦 乱心の曠野』佐野眞一 新潮文庫 を読む
『うしろ姿』 志水辰夫 文春文庫 を再読
 7編からなる短篇集。2編目を読んでいて、これは以前に読んでいたことに気づく。
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2/20(月)雨
先週も2度ほど整骨院に通い、マッサージと電気治療を受ける。
痛みもだいぶやわらいで、靴下もスムーズに履けるようになった。
週末はウォーミングアップのつもりで、軽い散歩に出かける。

『人間臨終図巻〈3〉』山田風太郎 徳間文庫 を読む
 本書に登場する923人のうち、半数近くは
 名前だけは知っているといった程度(知らない人もいる)だが、
 それでも面白く読めるのは、博覧強記の異才・風太郎の描く臨終の様相に、
 逆説的なアフォリズム的要素が色濃く影を落としているためだろう。

 風太郎は、自らの死生観について以下のように述べている。
 「この地上では無限の虫たちが草葉のかげで死んでゆくが、
 実は自分だってその虫ケラの一匹と同様なのである。
 自分という個体の永遠の消滅とか、人間のプライドとか、
 大げさに特別のものと思わないほうがいい。
 死に場所がどこであろうと、そこが草葉の世界だと思えばいい。」(『死言状』より)
 いつ、どこで死んでもよいと思えば、死に方に苦慮することはないと教えてくれる。

 さて風太郎自身といえば、平成13年(2001)7月28日に79歳で亡くなっている。
 死因は「肺炎」といわれているが、本書「野村胡堂」の伝にもあるように、
 「ガン、脳溢血、心臓病をまぬがれた高齢者は結局肺炎で死亡することが多い」という。
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2/11(土)晴天
火曜日ころから、腰を曲げて靴下を履く動作が難しくなってきた。
いつもは2〜3日で治まるのだが、今回は一向に治る気配がない。
あきらめて金曜日に近所の整骨院に行ってみた。
腰の筋肉がコリ固まり、炎症を起こしているとのことで、
「高電圧電気刺激療法」を受ける。
普通の低周波では届きにくい、筋肉の奥深くの痛みやコリを
高い電圧の刺激でほぐすのだという。
今朝も通院し、ほぐしマッサージとこの電気治療を受ける。
2度の治療で、少しはラクになったように思うが、
とにかく長引かないでほしい。

『おごそかな渇き』 山本周五郎 新潮文庫 を再読
 『人間臨終図巻〈2〉』を読んでいて、
 64歳で死んだ山本周五郎の遺作を読み返したくなった。
 本書には絶筆となった表題作を含め10編の短編が収録されている。
 なかでも黒澤明脚本、小泉堯史監督の「雨あがる」(2000年)と、
 市川崑監督、岸惠子主演の「かあちゃん」(2001年)は映画化され、話題となった。
 表題作の「おごそかな渇き」は、宗教的課題を取り上げもので、
 他の9編とは趣がまったく異なっている。
 8回の新聞連載で終わっているので評価はできないが、完結していれば、
 作者の新境地をひらいた作品となっていたことはまちがいないだろう。
 自身の死期が近いことを悟って、書かれた作品とも思われて感慨深いものがある。

『古代史謎解き紀行〈4〉瀬戸内編』 関裕二 ポプラ社 を再読
『去年の冬、きみと別れ』中村文則 幻冬舎文庫 を読む
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2/6(月)晴天
『人間臨終図巻〈2〉』山田風太郎 徳間文庫 を読む
 第2巻は、56歳から72歳で死んだ人々。
 同世代の死でもあり、いろいろと考えさせられるところが多い。
『桃太郎と太閤さん 「鬼退治伝説」の誕生』前田晴人 新人物往来社 を読む
 昨年読んだ『桃太郎と邪馬台国』(講談社現代新書)の著者である。
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1/31(火)晴天
いつも巨石旅のコースつくりは、アドビのイラストレータによる地図づくりから始めている。
地図ができたら、そこに探訪ポイントを落としていき、一番効率のよいコースを探していく。
次に、グーグルマップで移動に要する距離と時間を調べ、
各ポイントでの撮影時間を目算して、一日でまわれるコースを決定する。



今回のポイントのピックアップには、
主に薬師寺慎一著の『祭祀から見た古代吉備』と『吉備の古代史事典』を参考にしている。
薬師寺氏は岡山県在住の在野史家で、古代祭祀研究の先達の一人であるが、
『吉備の古代史事典』を最後の本として、2013年に享年90歳で亡くなられた。
残念である。

古代吉備は、畿内や出雲国と並び有力な地方国家であり、
昨年まわった出雲にも負けない磐座の宝庫である。
先の2冊に掲載されている磐座をすべてまわることはむつかしいが、
無理をしない範囲で、できるだけ多くをまわりたいと計画している。

『古代吉備王国の謎』間壁忠彦、間壁葭子 新人物往来社 を再読
『祭祀から見た古代吉備』薬師寺慎一 吉備人出版 を再読
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1/23(月)晴天
『吉備の古代史 王国の盛衰』門脇禎二 NHKブックス を読む
『人間臨終図巻〈1〉』山田風太郎 徳間文庫 を読む
 通読しようと思い文庫版を購入した。
 第1巻は、15歳から55歳で死んだ人々324人。
 全巻通して、古今東西923人の死に様が描かれている。
 一編一編は簡潔だが、数が積もることでひしひしと重厚さが増してくる。
 読み終えたら、死生観も変わってしまうだろう。
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1/18(水)晴天
島根県雲南市の「八重山神社」をアップしました。
これで出雲の更新は最後となる。今春は古代吉備を探る旅を計画している。

『弔いの文化史ー日本人の鎮魂の形』川村邦光 中公新書 を読む
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1/9(祝)晴天
おだやかで暖かかった正月から一転、5日の「寒の入り」から急に寒くなった。
連休初日、あやうく風邪を引きそうになったが、すんでのところで踏みとどまる。
1年が始まったばかり、風邪など引いてはいられない。皆さまもご用心を。

『日本人の「死」はどこにいったのか』山折哲雄、島田裕巳  朝日新聞出版 を読む
『芭蕉紀行』嵐山光三郎 新潮文庫 を読む
 10年以上前に買ってそのまま寝かせていた。
 年末に発見し、読みはじめたらこれが面白い。
 句の詠まれたゆかりの地を旅して、その句を考証していくスタイルだが、
 著者の知識と洞察力は並のものではなく、得られた解釈には説得力がある。
 紀行文としては名作の部類に入ると思う。
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1/3(火)晴天
島根県出雲市の「飯石神社」をアップしました。

あけましておめでとうございます。
仕事初めは4日(水)から。
本年もよろしくお願いします。

『島国の原像』水野正好  吉川弘文館 を読む


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