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12/27(水)晴天
一足早い冬季休暇をとって、21日から長崎県の対馬と壱岐に行ってきました。
7:30 羽田発の飛行機に乗り 9:40 福岡着。
10:30 博多港発のジェットフォイル(時速約80kmで海上を走る高速艇)に乗船し、
いざ対馬の厳原(いづはら)港に向かい出港した。

ここまでは順調だったが、波の対馬の島影はまだまだ遠かった。
途中の停泊地・壱岐の芦辺港から対馬間を運航中に
なんらかの浮遊物を吸込み、ジェットフォイルの翼走ができなくなった。
この日は強烈な寒波の到来で、風が強く波も高い。
エンジン停止中は船の揺れがすさまじく、船酔い客が続出。
結局、船は低速運航で壱岐に引き返すこととなり、
ほうほうのていで12:00頃に芦辺港に帰港。
港でダイバーによる除去作業を試みるが、水中作業では除去できず。
夕刻まで芦辺港ターミナルで足止めを食らい、
はからずもこの日は壱岐で泊まることになった。

翌22日、壱岐の郷ノ浦港から 12:35発のフェリーに乗船、
当初の予定から26時間遅れて、14:45 対馬の厳原港に上陸できた。
思わぬアクシデントにより、4泊5日の予定が実質3泊4日になってしまったが、
対馬・壱岐とも最低限のポイントは回ることができた。
無事に帰れたことで、これでまあ良しとする。

今年の更新はこれでおしまいです。
来年の対馬・壱岐の更新をお楽しみに。良い年をお迎えください。

『持統天皇と男系継承の起源』武澤秀一 ちくま新書 を読む
『ドゥルガーの島』篠田節子 新潮社 を読む
『獅子の血戦(下)』ネルソン・デミル 講談社文庫 を読む
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11/26(日)曇り
埼玉県東秩父村の「大内沢の御嶽大神」をアップしました。

『ワカタケル』池澤夏樹 日本経済新聞出版 を読む
『歩いてみて解けた「古事記」の謎』宮崎正弘  扶桑社 を読む
『廃仏毀釈―寺院・仏像破壊の真実』畑中章宏 ちくま新書 を読む
『ひそかに胸にやどる悔いあり』上原 隆 双葉文庫 を読む
『獅子の血戦(上)』ネルソン・デミル 講談社文庫 を読む
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11/1(水)晴天
埼玉県秩父市の「即道神社の爪彫石」をアップしました。

『明治天皇の大日本帝国 天皇の歴史7』西川 誠 講談社 を読む
『天皇と宗教 天皇の歴史9』小倉慈司・山口輝臣 講談社学術文庫 を読む
『斬奸状は馬車に乗って 時代短篇選集』山田風太郎 小学館文庫 を読む
『ナイト・ホークス(上)』マイクル・コナリー 扶桑社ミステリー文庫 を読む
『ナイト・ホークス(下)』マイクル・コナリー 扶桑社ミステリー文庫 を読む
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10/5(木)晴天
埼玉県秩父市の「秩父神社の神降石と亀の子石」をアップしました。

椅子とリュックが合体した「ispack(イスパック)」というアイデア商品を買った。
ここ数年、500〜600m歩くと左足に疼痛・しびれが生じて歩くのがつらくなる。
しばらく座って休んでいると治まるのだが、
少し歩くと再び痛くなり、これを何度もくり返すことになる。
こうした症状を「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」と呼ぶらしい。

歩けなくなったとき、そこに運よくベンチでもあればいいのだが、
そんな都合のいい僥倖は、まず起こらない。
あれこれ考えた末、こうなったら椅子を持ち歩くしかないと、
リュックに入る軽量の折りたたみ椅子を探したが、
リュックに入る椅子は座面の高さが低く、座り心地が悪い。
椅子の出し入れも、頻繁になるだろうと考えると、
アウトドア用品店で ispack を見て、これだ! と思ったのだ。

先月、このリュックを背負って埼玉県まで巨石取材に行ってきた。
今回、長く歩くことはなかったが、いつでも座れるという安心感があった。
無理せず、休み休み歩いていこう思う。

『神話から歴史へ 天皇の歴史 01』大津 透 講談社 を読む
『正義の孤(上)』マイクル・コナリー 講談社文庫 を読む
『正義の孤(下)』マイクル・コナリー 講談社文庫 を読む
『QED 〜ventus〜 熊野の残照』高田崇史 講談社文庫 を読む
『闇に問いかける男』トマス H.クック 文春文庫 を読む
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8/23(水)曇り
神奈川県厚木市の「七沢の亀石」をアップしました。

4年前になる亀石の撮影時、林道から入った沢筋の道で、
カメラのレンズを立木にぶつけ、ズームの動きに不具合が生じてしまった。
よって、この日はサブ機(FUJIFILM X100S)のみでの撮影となった。
そんなアクシデントがあり、亀石のアップを控えていたが、
あっという間に4年が過ぎてしまった。
再撮影の機会があれば改編したいと思いつつ、遅ればせに更新する。

『海童と天童 対馬からみた日本の神々』永留久恵 大和書房 を読む
『古代日本と対馬』永留久恵 大和書房 を再読
『忘れられた日本人』宮本常一 岩波文庫 を再読
『私の日本地図 15 壱岐・対馬紀行』宮本常一 未来社 を読む
『金達寿小説集』金達寿 講談社文芸文庫 を読む
『遊戯する神仏たち 近世の宗教美術とアニミズム』辻 惟雄 角川書店 を読む
『藪の中・将軍』芥川龍之介 角川文庫 を読む
『駿女』佐々木譲 中公文庫 を読む
『ダーク・アワーズ(上)』マイクル・コナリー 講談社文庫 を読む
『ダーク・アワーズ(下)』マイクル・コナリー 講談社文庫 を読む
『スクール・デイズ』ロバート・B・パーカー ハヤカワ・ミステリ文庫 を読む
『忍び寄る牙』ロバート・B・パーカー ハヤカワ・ミステリ文庫 を読む
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7/12(水)晴天
三重県伊勢市の「伊勢神宮/滝祭神」をアップしました。

『老年の読書』前田速夫 新潮選書 を読む
『イワン・イリッチの死』トルストイ 岩波文庫 を読む
『聖地巡礼 コンティニュード 対馬紀行』内田樹×釈徹宗 東京書籍 を読む
『教養としての宗教入門』中村圭志 中公新書 を読む
『ヤマトタケル 巫覡の王』戸矢 学 河出書房新社 を読む
『躍動する中世』(日本の歴史5)五味文彦 小学館 を読む
『日本人が知らない 日本の戦争史』豊田隆雄 彩図社 を読む
『悪と仮面のルール』中村文則 講談社文庫 を読む
『汚名(上)』マイクル・コナリー 講談社文庫 を読む
『汚名(下)』マイクル・コナリー 講談社文庫 を読む
『警告(上)』マイクル・コナリー 講談社文庫 を読む
『警告(下)』マイクル・コナリー 講談社文庫 を読む
『乱調』藤田宜永 講談社文庫 を読む
『平城京』安倍龍太郎 角川文庫 を読む
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4/27(木)晴天
三重県伊勢市の「興玉の森と猿田彦神社」をアップしました。

4年4カ月使用したスマホの充電が1日もたなくなった。
最低限使用のライトユーザーだが、これも電池の寿命だろうか……。
仕方なく自由が丘のヤマダデンキに行き機種変更をした。
手続きは簡単だろうと思ったが、なんと3時間近くかかってしまう。
料金プランも、なぜこれほど分かりづらいのか……。
これまで払っていた料金プランは古いもので、
今はもっと安くなっているという。
だったら、払いすぎた料金を返してくれと言いたかったが
こうした分かりづらさが電話会社の策略なのだろう、とガマンした。
長時間の説明を聞いているうちに頭がカスミ、どうでもよくなってくる。
データの移行は細君にやってもらったが、
同じアンドロイドでも、機種が変われば操作も変わる。
当分の間、悩ましい日々が続きそうだ。

『出星前夜』飯嶋和一 小学館文庫 を読む
『スピノザ エチカ』國分功一郎 NHK出版 を読む
『最後の命』中村文則 講談社文庫 を読む
『揺れ動く貴族社会』(日本の歴史4)川尻秋生 小学館 を読む
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4/7(金)曇り
三重県伊勢市の「二見興玉神社・夫婦岩」をアップしました。

『生か、死か(上)』マイケル・ロボサム ハヤカワ・ミステリ文庫 を読む
『生か、死か(下)』マイケル・ロボサム ハヤカワ・ミステリ文庫 を読む
『見仏記 道草編』いとうせいこう、みうらじゅん 角川文庫 を読む
『律令国家と万葉びと』(日本の歴史3)鐘江宏之 小学館 を読む
『日本の原像』(日本の歴史2)平川 南 小学館 を読む
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3/10(金)晴天
三重県鳥羽市の「浦神社」をアップしました。

『ザ・ポエット(上)』マイクル・コナリー 扶桑社ミステリー文庫 を読む
『ザ・ポエット(下)』マイクル・コナリー 扶桑社ミステリー文庫 を読む
『戦力外通告』藤田宜永 講談社文庫 を読む
『オオクニヌシ 出雲に封じられた神』戸矢 学 河出書房新社 を読む
『列島創世記』(日本の歴史1)松木武彦 小学館 を読む
 古代から現代まで全16巻からなる日本の歴史。
 奥沢図書館に揃っているので全巻読んで見るつもり。
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2/17(金)晴天
三重県鳥羽市の「神明神社の石神さん」をアップしました。

『冬を恐れた女』ローレンス・ブロック 二見文庫 を読む
『人間晩年図巻 1990-94年』関川夏央 岩波書店 を読む
『人間晩年図巻 2004-07年』関川夏央 岩波書店 を読む
 古今東西、923人の死を記録した山田風太郎の『人間臨終図巻』。
 こちらは年齢別に歴史に残る有名人の死が描かれているが、
 関川夏央の『人間晩年図巻』は、1990年以降に亡くなった人々が年代別に描かれている。
 この編集方針がよかったのだろう。風太郎の『臨終図巻』が「死に様」なら、
 本書は「生き様」を見ているようで、まったく別物として面白く読むことができた。
 気づいてみると、私ももはや晩年である。死が対岸の火事ではなくなった。
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2/1(水)晴天


1月28日土曜日、肘折温泉の雪の夜空に花火が打ち上げられた。

「10年に1度」レベルの強烈な寒波のなか、
東北の家」の写真家・坂本政十賜氏の撮影行に同乗させてもらい、
山形県の月山の麓、日本有数の豪雪地帯で知られる肘折温泉に行ってきた。
広島と東京の雪しか知らないので、一度は厳寒期の雪景色を見てみたいと思っていたのだ。
肘折温泉は、20軒ほどの宿が軒を連ねる昔ながらの温泉郷だった。
新庄市から国道458号線に入った山間部の、3mを超える雪壁に圧倒された。
果たして辿りつけるのかと不安になったが、東北を知る坂本氏の運転は馴れたもの、
4輪駆動車の走行性能もあって、無事に宿につくことができた。

翌朝はもっと積もっていた。すっぽり雪に覆われた車をかき出すのにも一苦労する。
雪国の大変さを知らない都会人が、安易な装備で来られるところではない。
それにしても、白一色の雪の原に浮かぶ山の姿は、
精緻な山水図を見ているようで美しかった。
四季折々の風景のなかで、もっとも美しいのはこの雪景色ではないかと観取する。


白からグレーのグラデーションに感嘆する。山形県金山町の下高堂山。
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1/27(金)曇り
三重県志摩市の「上之郷の石神」をアップしました。

神経痛の足がヨタヨタして、重いカメラが持てなくなってきた。
昨年の伊勢旅行では、SIGMA fp + Art 24-70mm F2.8 を主力機として、
サブ機に PENTAX KP + DA 16-85mm F3.5-5.6 を使用していた。
この2台の合計で約2.7kgとなる。
この度、SIGMA の大口径 Art レンズを軽量設計の Contemporary 28-70mm F2.8 に、
PENTAX KP を Nikon Z50 に換えて約1kgの軽量化を図ることができた。
レンズの質は少々落ちるが、背に腹は替えられない。
1kgといえば、紙パックの牛乳1リットルに匹敵する。
この減量は単純によろこばしい。

『スサノヲの正体』戸矢 学 河出書房新社 を読む
『街道をゆく 壱岐・対馬の道』司馬遼太郎 朝日文庫 を読む
『月の王』馳 星周 角川書店 を読む
『仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか』鵜飼秀徳 文春新書 を読む
『潔白の法則 リンカーン弁護士(上)』マイクル・コナリー 講談社文庫 を読む
『潔白の法則 リンカーン弁護士(下)』マイクル・コナリー 講談社文庫 を読む
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2023/1/5(木)晴天
明けましておめでとうございます。
今年もいつもながらの新年を迎えました。

昨年「田園りぶらりあ」が店じまいして、以来、本の仕入れに困っていた。
最近、その代わりとなっているのが、近所の奥沢図書館である。
私は古書店派なので、図書館では必要な本をネットで検索して、
あればその本を借りる、またはコピーしてくるという利用の仕方だった。
これまで暇にまかせて、書棚をじっくりと眺め入ることはほとんどなかったように思う。
奥沢図書館は、蔵書数こそ少ないが、どこかレトロな趣が残る古い建物にある。
ちなみに大岡山の「タヒラ堂書店」も、ここ最近なんどか行っているが
その度に店が閉まっていて、店主は大丈夫かなと心配している。
そんなこんなで、今年から図書館派でいってみようと思う。

『記憶のちぎれ雲』草森紳一 本の雑誌社 を読む
『きみ去りしのち』志水辰夫 光文社文庫 を読む


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