文献・資料(2)
終戦前後、引揚、残留邦人、女性問題、帰国・自立定着、二世三世、マンガ・コミック、
写真集、八路軍・日本兵・中国居住、学術書・論文・報告等、聞きとり・オーラルヒストリー
【終 戦 前 後】
東北抑留同胞の実情(パンフレットS23・11・20) 在外同胞帰還促進全国協議会 S23
満蒙終戦史 満蒙同胞援護会 河出書房 S37 924(拓大)
満ソ殉難記 満ソ殉難者慰霊顕彰会 S55 672(満鉄)
終戦時の満ソ秘話(満ソ殉難記姉妹篇) 泉可畏翁 熊本軍人恩友会 平元 251(拓大)
墓標なき八万の死者 [先駆的著作] 角田房子 番町書房(中公文庫) S42 278 (庵)
曠野の生と死−崩壊満洲国よりの生還記(満洲開拓公社職員逃避行記録) 満拓会 (上-P348,下-P363)
続・曠野の生と死とー(満拓会報第5集) 満拓会 S60 363
破滅への道 (新京大使館・公使) 上村伸一 鹿島研 S41 223(拓大)
秘録満洲国終焉の前後 (国務院総務庁) 酒井弥一郎 (拓大)
流氓 満州棄民のうた 桝山六太 アドア出版 S56 270
敗戦と涙と落語−満州終戦[証言-私の昭和史ーP28] 三遊亭円生、古今亭志ん生、横田卯平 旺文社文庫 '85 503 (庵)
回想の600万復員−最大の戦後処理[ 〃 -97] 中村勝平、渡辺安治 〃 〃
藤田大佐の最後(通化事件)-[跋-司馬遼太郎](原)別冊文芸春秋118、119、120号 松原一枝 文芸春秋 S47 214 (庵)
避難地図の証言(中国残留孤児) (ボランティア)堀越善作 佼成出版 S61 413 (庵)
[葛根廟事件]
殺戮の草原−満州葛根廟事件の証言(興安街等から避難の市民をソ連戦車蹂躙)(王爺廟電電・事件遭遇)
大櫛戊辰 東葛商工新聞 S51 213 (庵)
蒼空と草原−殺戮の草原(葛根廟巡礼記ー '95・8) 大櫛戊辰 崙書房 '96 231 (庵)
[悼 森重久弥、終戦時西北部国境概況(葛根廟事件) 白石正義]
引揚大南下行(興安より安東へ)(満洲国軍興安学校教官) 高倉熈景 東葛商工新聞 S53 88(拓大)
満州、少国民の戦記 (時事通信記者)藤原昨弥 (新潮文庫-'88)現代教養文庫 社会思想社 '95 385 (庵)
[興安→安東。八才の少年が経験した、極限にある大人たちの生存手段。
付・子供の戦記(葛根廟事件) 解説(日銀総裁)三重野康]
満洲の風[葛根廟事件、満蒙紀行、李香蘭、本の中の満洲] 藤原作弥 集英社 '96 334 (庵)
曠野に祈る(東京開拓団・隠された真相) (荏原開拓団長)足立守三 恒友出版 S57 219
満洲難民行 今井弥吉 築地書館 '80 245
満州国崩壊の日(下) (満洲国外交部・直木賞作家) 榛葉英治 評伝社 S57 299 (庵)
(鎮魂の記録−日満パルプの悲劇・葛根廟惨劇 P213)
祖国はるか−満ソ国境に落ちた紙凧 (満鉄・あけぼの主宰) 門脇朝秀 S58 315 (庵)
体験者手記−宝清県、佐渡開拓団跡、東部国境満鉄責任者、興安東京開拓団
祖国はるか A−軍と居留民、女ひとりの敗戦。−樺太、-張家口、-葛根廟事件 門脇朝秀 S59 272 (庵)
祖国はるか B−敗軍の将なれども・中ソ国境 葦の茂みに 門脇朝秀 S61 332 (庵)
−張家口終戦処理(ソ蒙軍阻止、日本人避難保護)終戦後北支軍司令官として。
饒河、撫遠、興凱湖、東部国境
さらば大連−門脇朝秀・邦人25万人救出の記録 (作家)小松茂朗 '88 285 (庵)
敗戦−図們→梅河口→撫順 豊田静子 '79 173
あの日夕焼け−母さんの太平洋戦争 (引揚・書店経営)鈴木政子 絵・駒宮録郎 立風書房 '80 169 (庵)
[関連] ラジオ・ニッポン放送 ('91.8.17) (演出-那須真理子) [評] フリーライター山家誠一
「クローズアップ」 (朝日-91・8・16)
満州そして私の無言の旅 (満洲再訪と回顧・終戦時10歳、収容所で弟妹を失い引揚)
鈴木政子 立風書房 '87 270 (庵)
満州に残留を命ずー延吉→八路軍連行→脱走→長春→引揚職員 太田 正 草思社 '84 253 (庵)
大興安嶺死の800キロ (作家・幼時北満、樺太)吉田知子
満州は知らない 吉田知子 新潮社 '85 240 (庵)
捨てられた日本人−戦禍と差別の下で 藤崎康夫 マルジュ社 '86
オレハ彦っぺだーカネボウ「女性ヒュウマン・ドキュメンタリー大賞」 入賞 星野由樹子 読売 '89
[関連] 父の旧満州逃避行の記憶、娘が手繰り出す(読売- '89・3・7)
回想のハルビンーある女医の激動の記録 山崎倫子 牧羊社 '93
[関連] 「ソ連侵攻」 生々しく 女医さん“ハルビン体験"出版 (朝日- '93・3・9)
少年の見た満洲−中国人に預けて帰国した弟を捜し続けて
(黒竜江省嫩江訓練所小学生,9歳) 米田 洋 近代文芸社 '95 434 (庵)
落日の満州(はざまの群像-満州から逃げ帰った人達)-P161〜
『戦後50年』-(1)-『みんな生きてきた』 朝日新聞社編 '96 330
(一) 忘れ草(劉大櫃開拓団、哈達河開拓団ー<小学校長高田成章、教師岩崎スミ>)
(二) 脱出(関東軍高級将校の家族を日本まで護送ー憲兵、戦後朝日新聞記者<菅原幸助>)
(三) 従軍(八路軍看護婦、1953年引揚<森本悠喜子>)
(四) 道(遼陽終戦<ピアニスト 龝吉敏子>)
満州に連れ出された女学生−島根県立大東高女皇農隊の記録 浜田孝志 かもがわ出版 '96 132 (庵)
[関連] 満洲建設勤労奉仕隊運動(米穀増産班、報国農場)ー『満洲開拓史<前編>-10 終末期の開拓事業』(P373)
文集 大連日僑学院−終戦後大連日本人学校 同窓会編集委員会 '96 494(満鉄)
[関連]清岡卓行(文芸春秋・随筆)。 表雄一(大連日僑学院の思いでー日経新聞- '96・7・24)。
水谷健一-消息不明の学友に会いたい(朝日- '97・2・28)
少年の曠野−敗戦前後のおとな社会の裏側、高位の人宝登尊大で利己に走った。一方満洲への郷愁
(昭7満洲生)照井良彦 影書房 '97
満洲国の消滅と在留邦人 佐久間真澄 のんぶる社 '97 438
ソ満国境15歳の夏−勤労奉仕・新京一中生徒隊の希有な体験 築地書館 '98
満州の星くずと散った子供たちの遺書−新京敷島地区難民収容所の孤児たち
(文と絵)増田昭一 夢工房 '98 193 (庵)
証言でつづる終戦秘史 歴史と旅(増刊号) 平12 278 (庵)
[出港地の胡葦島は荒涼としていた。 三木卓]
国府軍に捕われて15か月-北京収容所-(証言・私の昭和史・6) 佐藤亮一・園田真平 旺文社 S44 503 (庵)
北京収容所(私の獄中日記) (毎日記者)佐藤亮一 サイマル '86 298 (庵)
『天津監獄』1532日 日本人・父と娘の手記(文革時スパイ容疑) 柿崎 進 現代企画 '76 223 (庵)
【引 揚】
アジアの曙‐死線を越えて=終戦秘話・在満同胞引揚の真実 武蔵正道 自由社 '00 225 庵)
満蒙同胞援護会(満洲国関係帰国者援護会)の事績(国際善隣協会五十年のあゆみ-P41) 国際善隣協会 H4 250 (庵)
在外邦人引揚の記録(この祖国への切なる慕情-写真・記事) 毎日新聞社 S45 208 (庵)
流れる星は生きている 藤原てい 日比谷出版 S24
(満洲新京−北朝鮮−38度線−釜山−内地) 中公文庫改版 '94 322 (庵)
大栗子のすずらん(ある小学生の満州引揚記) 和田紀久恵 日中孤児センター S58 203 (庵)
戦後引揚の記録 若槻泰雄 時事通信社 '92 376 (庵)
1-海外在住日本人 2-引揚の歴史 3-第二次大戦の終末 4-各地の引揚状況 5-民族の大移動
6-悲惨な歴史の爪痕 [付録]第二次大戦各国の引揚
水子の譜[引揚港博多 孤児施設・二日市保養所(被害婦女救済治療特別施設)] <'79、現代史出版会> 上坪隆 現代教養文庫 '93 239 (庵)
沈黙の四十年 [二日市保養所 −鈴木政子<満州そして私の無言の旅-P149>」 武田繁太郎 中央公論社
【残 留 邦 人】
北満抑留日本人の記録(五星紅旗の下で) 長谷川潔 波書房 S56 346
(満鉄)
中国残留孤児(望郷の棄民) (満洲国官吏・肉親捜しの先達)郡司 彦 日中出版 '81 238 (庵)
[@ 孤児のたどった道 A 孤児名簿 ]
再 会-中国残留孤児の歳月 (開拓団小学校長・日中友好手をつなぐ会会長) 山本慈昭 日本放送出版協会 '81
戦争はまだ終わらない 山本慈昭 日中友好手をつなぐ会
望郷−中国残留孤児の父・山本慈昭 和田 登 くもん出版 '87
帰り道は遠かった(残留孤児・朝鮮戦争体験・大阪中国帰国者センター理事長) 竹川英幸 毎日新聞 S57 300 (庵)
凍土からの声 (ボランティア)浅見淑子・山村文子・相坂百合子 凍土の会 '76 309 (庵)
父よ母よわが祖国よ(中国残留孤児の手紙) 山村文子・相坂百合子・高田奈津子 朝日新聞 '81 285 (庵
[大陸で亡くしたわが子、母妹、多くの同胞の為に]
凍土(戦後50年記念) 凍土の会 '96 66
黄花菜よ、いま再び(ボランティア山村文子) 善元幸夫 筑摩書房 '87 222 (庵)
五十銭銀貨 (ボランティア、歌人)沼波万里子 S63 76 (庵)
泣くんじゃない[不用哭了] (新聞記者・ボランティア)菅原幸助 人間の科学社 '82
旧満洲−幻の国の子どもたち[満州国建国・崩壊、空白四十年、肉親を求めて]
菅原幸助 有斐閣 S61 229 (庵)
日本人になれない−中国孤児[厚生省官僚の中国孤児対策を問う] 菅原幸助 洋泉社 '89 262 (庵)
日本の国籍を下さい[孤児たちが寄せた手紙で構成した国籍回復物語り] 菅原幸助 三一書房 '98 273 (庵)
戦後生まれの正義感 (満洲生・新聞記者・ボランティア) 遠藤満雄 情報センター出版 '82 237 (庵)
中国残留孤児の軌跡 遠藤満雄 三一書房 '92 215 (庵)
[<祖国定住−残留孤児の軌跡>毎日新聞連載加筆−肉親捜し・再会・永住帰国・祖国定住・年誌]
藤井の雑記 (ボランティア) 中村義光 S59 161 (庵)
[ソ連軍の武装解除を嫌い同志と行動、後中共軍に。山梨県援護関係幹部]
一九四五年・慟哭の満州(日本人孤児からの手紙) (北京・日本大使館)橋本カツ子 太平出版社 '78 274 (庵)
[@大使館へ来た手紙(143通)、 A肉親たちの聞き、B満州の悲劇とその歴史的背景]
中国孤児(新聞記者が語りつぐ戦争) 読売新聞大阪社会部 角川文庫
旧満州はいま(日中交流の十字路)[残された養父母・訪日孤児・望郷残留婦人三千人]
朝日新聞取材班 朝日新聞 '83 203 (庵)
終りなき旅 [<世界>-'85・6〜12掲載] 《大佛賞》 (作家)井出孫六 岩波書店 '86 305 (庵)
終わりなき旅 井手孫六 岩波同時代ライブラリー '91 313 (庵)
[長野県選出開拓団に視点をすえて、昭和史の核にある旧満洲における死者と
生き残った者の運命を歴史的に解明しょうとした力作-解説・坂本龍彦]
中国に残された子どもたち(祖国よ父母よ弟妹よ) (満洲引揚)古世古和子 岩波ジュニア '86 210 (庵)
中国残留孤児問題 [孤児問題の背景と理解のために] (新聞記者・中国問題専門家)中野謙二 情報企画出版 '87 210 (庵)
我是日本人[8次〜14次訪日調査時新聞連載加筆・満州国崩壊~帰国定着迄俯瞰図的に]
朝日新聞残留孤児取材班 朝日新聞 '87 230 (庵)
中国人として育った私(解放後のハルビンで) (高級中卒・独り帰国・横浜国大・NHK) 西条 正 中公新書 S53 230 (庵)
[戦後母が中国人医師と再婚、中国の知られざる内側(大躍進、人民公社、飢饉、文革)を伝える体験記録]
二つの祖国をもつ私(ハルビンから帰って十五年) 西条 正 中公新書 S55 248 (庵)
[祖国日本で生きる為の試練、養父の刑務所生活、名誉回復、中国訪問・養父再会]
沃野の胎動 武市文恵 '83
満洲男(残留孤児の波乱の人生) (作家)佐藤生人 ゆまにて S59 203 (庵)
コスモスの詩(松花江にときは流れて) (新聞記者)石井克則 みずち書房 '84 283 (庵)
[中国人の夫と戦前渡航。医師。残留邦人救済、肉親捜し協力]
ホロンバイルは遠かった (青少年義勇軍看護婦・帰国 S22)小原 昭 青磁社 '84 166 (庵)
マーマわたしは生きている(残留孤児・残留婦人激動の四十年) 岡庭昇・真野貢一 毎日新聞 S60 246 (庵)
[現地TV取材メモを基に] [関連]TV『終戦40周年記念・マーマわたしは生きている』<TBS/85・8・6>
生きていた洋子(ヤンズ)−満州逃避行三〇〇日 小野栄子 大阪書籍 '85
遥かなる祖国への道 (第一次訪日孤児)渡辺珠江 大阪書籍 '86 187 (庵)
[迷子、残留孤児、文革、訪日調査、国、異文化摩擦−37年の実態と体験
夢は中国残留孤児と共に (開拓団医師・北海道帰国者センター創設)柴田正雄 日中友好帰国者援護会'86 411
祖国はるかなり(ある中国残留孤児の記録) (児童作家・虹の会)吉田比砂子 小学館 '87 169 (庵)
引き裂かれた人生 (作家)山崎朋子 文芸春秋 S62 305 (庵)
{凍土に遺棄された孤児達の軌跡を現地に取材し帰国後の人生を追う]
日中のはざまに生きて-自分で書いた残留孤児の記録 大道武司・鈴木ヒロノ 新時代社 '88 294 (庵)
[鈴木ヒロノ=錦州省黒山県からコロ島迄、10才の少女の終戦後]−(絵)・駒宮録郎
[解題] 坂本龍彦 「孤児による 孤児の記録は問いかける」
[関連] 大道武司= 帰国孤児が書きためた『残留者』-自分史202枚の翻訳完成 (朝日-[坂本龍彦]-「記・写・縦・横」-87・10)
夕映え(中2、満洲延吉終戦、夕映えの中で母の亡きがらを埋葬) (新聞記者)日高 一 山陽新聞 '94 254 (庵)
満州に生まれて(美千子1才の終戦) 植村美千子 奚草書房 '94 202 (庵)
風媒花−文革中馬鞍山市→孫克県に放逐され,岩間典夫に助けられた古蓮雲(3次訪日)をモデルに書いた 干強 (訳伊藤桂一)
残留日本人への旅 (中1満洲引揚・新聞記者)坂本龍彦 朝日新聞 '86 249 (庵)
[S49・8、朝日新聞デスクとして、日本で初めて残留孤児肉親捜し「生き別れた者の記録」を特集、
爾後残留邦人問題その他社会問題取組み]
北に吹く風−満州難民の街から 坂本龍彦・三奈子(ハルビン東北林業大学教師・1年) すずさわ書店 '87 254 (庵)
シベリアの生と死−歴史の中の抑留者 坂本龍彦 岩波同時代ライブラリー '93 327 (庵)
満州難民−祖国はありや 坂本龍彦 岩波同時代ライブラリー '95 295 (庵)
☆ 鈴木ヒロノ ☆ 橋本カツコ ☆ 岩間典夫 ☆ 大青森郷開拓団
[関連]ー厚生省引揚援護庁・引揚援護の記録(ーP14〜)(S25)
☆ 仏立開拓団 ☆ 東京興安開拓団 ☆ 鈴木則子 その他
孫に語り伝える満州ー満洲国、開拓団、敗戦、731部隊、・・・ 坂本龍彦 岩波ジュニアー新書 '98 215 (庵)
じいちゃんは引揚少年だったー貧しさ、目覚めていくときー死者と生者、大陸の土の上で 坂本龍彦 〃 '99 212 (庵)
冷たい祖国ー国を被告とする中国残留孤児たち 坂本龍彦 岩波書店 '03 206 (庵)
不条理のかなた[読売女性ヒューマン・ドキュメンタリー大賞優秀賞] (大学教授・ボランティア)遠藤 誉 読売新聞 '83
抃子(出口なき大地) 〃 〃 '84
抃子 (上ーP283・下ーP281) [国共内戦下長春の惨事、朝鮮戦争、延吉から天津へ] 〃 文春文庫 '90 (庵)
風よ祖国に向かえ−中国残留孤児のゆくえ 〃 読売新聞 '87 238 (庵)
[孤児訪日時小学校同級生と判明。 帰国後身元引受人として苦労。「適度の集中、適度の分散」提言]
抃子の検証 [山崎豊子<大地の子>は盗作-別途著作権侵害訴訟] 遠藤 誉 明石書店 '97
茉莉花−新中国黎明期の天津。東洋の<禁じられた遊び> 〃 読売新聞 '98 229(庵)
満州棄民(孤児たちの戦後いまだ終わらず) (朝鮮生10才引揚・写真家) 三留理男 東京書籍 '88 266 (庵)
[孤児・残留婦人を現地の家、生活の場で取材−週刊ポスト連載加筆]
望郷(皇軍兵士いまだ帰還せず)<ーP145-フィリッピン残留孤児> 三留理男 東京書籍 '88 279 (庵)
大地の風(和良村分村琿春開拓団・女が辿った敗戦、満洲の彷徨) 玉田澄子 ハート出版 H3 254 (満鉄)
我不知道の彼方(残留孤児を訪ねて) 川野和子 高知新聞 '92 255
ダワイ! ダワイ! −生きる誇りを奪われて− 松本悦子 '92 130 (庵)
大地のアルバム −ある中国残留日本人家族[少女の見た朝鮮戦争の頃]
法村香音子他 (現代教養文庫)社会思想社 '95 243 (庵)
中国子ども誘拐白書 王靈書 亜紀書房 '95 209 (庵)
曼珠沙華(聞き書き母の戦争・無念にも満洲の地で倒れて行った同胞へ) 沖田和代 朝日出版サービス '95 125(満鉄)
旧満洲・札蘭屯回顧録 札蘭屯小学校同窓会 '95 165 (満鉄)
虎頭要塞 日中共同学術平和調査団・日本側編集委員会編 '96 253 (満鉄)
あの空をとべたら(残留孤児の悲劇を描く<佐渡事件>) 椎名龍治・(絵)遠藤てるよ 岩崎書店 '83 165 (庵)
[関連]残留孤児を通して悲劇を語る <母と子の読書室> 読売-'83・8・15
母と子でみる−中国残留日本人孤児 (出版ジャーナリスト)大場かおり/橋本進 草の根出版会 '86 119 (庵)
蒼い記憶(開拓団の子供・シリーズ戦争@) 満川尚美・漫画きさきまき 草土文化 '91 222 (庵)
ハルビンの空(文革受難の日中混血孤児が求めた夢) 河野文江 オンタイムズ '95 218 (満鉄)
少年の見た満洲−弟の行方を追い続けて 米田 洋 近代文芸社 '95 434 (庵)
[関連] 満洲建設勤労奉仕隊運動(米穀増産班、報国農場)ー『満洲開拓史<前編>-10 終末期の開拓事業』(P373)
満洲少国民の戦記[葛根廟事件、興安→安東](新潮社-'82)
(興安小学生-時事通信記者)藤原作弥 現代教養文庫 '95 385 (庵)
満洲の風[葛根廟事件、満蒙紀行、思い出、本の中の満洲、 李香蘭・藤原作弥 集英社 '96 334 (庵)
お咲きちゃんー悲しい大地へ、46年目の旅[鞍山へ疎開してソ連兵に襲われて死んだ従姉妹] 海老名香葉子 徳間書店 '97 202
満州の星くずと散った子供たちの遺書−新京敷島地区難民収容所の孤児たち (文と絵)増田昭一 夢工房 '98 193 (庵)
天を恨み 地を呪いました方正の日本人公墓を守った人たち 奥村正雄 自家版(改訂版) '04 198 (庵)
[作家]
満洲紀行ー島木健作、 大日向村ー和田傳 [昭和戦争文学全集1-戦火満洲に上がる] 集英社 '64 (庵)
異郷の昭和文学-満洲と近代日本、付関連年表 川村 湊 岩波新書 '90 226 (庵)
流れる星は生きている(逃避行) 藤原てい(日比谷出版ー49) 中公文庫 '94 322 (庵)
満州走馬灯(きよしのメモリーマップ) (開拓団、10才引揚)小宮 清 ワールドフォトプレス S57 206 (庵)
[(芸大卒・工業デザイナー) 文・イラスト]
けものたちは故郷をめざす 安倍公房 講談社 '57
アカシアの大連(芥川賞) (詩人、大連生まれ) 清岡卓行
大連小景集 〃 講談社 '83 192 (庵)
大連港で (父-満鉄埠頭局) 〃 福武書店('87,文庫-'95)369(庵)
円き広場 〃 思潮社 '88
ほろびた国の旅 三木 卓 盛光社 '69
砲撃のあとで(「鶸」-芥川賞) 〃 集英社 '73 229 (庵)
われらアジアの子 〃 文芸春秋 '73
裸足と貝殻−戦後の日本での引揚一家。少年の精神的成長 〃 集英社 '99 501 (庵)
[書評] [尾崎真理子(読売-<文芸>-'99・5・26)]、[川村二郎-(読売-5・30)]、[松山巌-(朝日-6・6)]
おとなになる旅−満州体験、引揚、おじの自決・・・ 澤地久枝 ポプラ社 '81 214
もうひとつの満州 〃 文芸春秋 '82 292 (庵)
わたしが生きた「昭和」ー暗い幕開き、満州へ、有事の作為、飢えについて、日本人難民・・
澤地久枝 岩波書店 '95 246 (庵)
朱 夏 (上ーP302、下-P285)[あの生地獄を娘に伝えたい] (作家・S21秋引揚)宮尾登美子 集英社 '85 (庵)
大地の子(上ーP362)(中-P281)(下ーP501) (作家)山崎豊子 文芸春秋 '91 (庵)
[文芸春秋 89・8〜91・4掲載、文庫版・(1)〜(4)] [96・3 NHK・ドラマ放映]
[関連] 『大地の子』と私 山崎豊子 文芸春秋 '96 222 (庵)
[関連] 抃子(チャーズ)の検証-遠藤作品『チャーズ』と『大地の子』類似点とその矛盾 遠藤 誉 明石書店 '97 480 (庵)
満洲崩壊ー『大東亜文学』と作家たち 川村 湊 文芸春秋 '97 374 (庵)
生きて帰りたい 国の消えた新京での1年 森田 尚 平原社 '03 283 (庵)
【女性関係】
岸壁の母 端野いせ 新人物往来社 S51 253
曠野に祈るー中共治下虜囚8年の手記(洗脳教育拒否、博愛精神を貫き中共軍女医に昇格) 向井サイ 謙光社 S50
開拓女教師の手記(ああ満州ー「鹿島台開拓団」 逃避行記録) 佐藤あつ子 あずま書房 S53 339
文化大革命と私−四十年中国に生きて(満洲で夫召集、苦闘の記録) 富樫ふみ 講談社 '79 265 (庵)
[新刊紹介-(朝日-79・9・23)]
満洲有情−民族協和・民生安定の悲願を共に、青春を捧げた妻たちの記録 満洲大同学院婦人会編 S55 352(庵)
妹−おいて来た妹を捜すために (引揚者・主婦)小中沢小夜子 金の星社 '80 223 (庵)
[関連] 『友好的橋梁-1』 <妹>-30年前に生き別れ、中国のどこかに今・・・(朝日-S50・11・17)
妹捜し12年、第10次訪日調査団で『妹』来日再会(朝日-S61・2・4、 朝日、産経-2・28、)
さあ日本語の勉強よ(朝日-3・6)
[編集手帳]-(読売-2・6、2・21)、[天声人語]-(朝日-2・24)、[余禄]-(毎日-2・)
コスモスの歌(女医久保田緑-満洲終戦、文革、残留孤児ボランティア) (共同通信記者)石井克則 みずち書房 84 283(庵)
わたしは残る−ある中国残留妻の手記 久保英子 葦書房 '84
ホロンバイルは遠かった (青少年義勇軍看護婦)小原 昭 青磁社 '84 166 (庵)
満州・その幻の国ゆえに(中国残留妻と孤児の記録) (作家)林 郁 筑摩書房 '83
[解説 闇の中の澄んだ声 井出孫六] (筑摩文庫) '86 267 (庵)
あなたは誰ですか(中国帰国者の日本) 林 郁 筑摩書房 '93 268 (庵)
[残留孤児・残留婦人の帰国とそこで出会った沈黙や拒否の物語りを通して戦後日本の姿を問う]
今はもう帰らない(中国残留日本人妻の四十年) (作家)松原一枝 海竜社
お町さん [終戦後の安東で日本人救済に活躍、犠牲となった女傑]
(10才安東引揚・教師・作家)長瀬正枝 かのう書房 '86 234 (庵)
[関連] 岡田和裕 『安寧飯店』(光人社)、 藤原作弥 『満州少国民戦記』(教養文庫)
母なればこそー戦乱の満州から子供を守って引揚げた母の手記 嶋岡トシイ 総合出版販売 H元 200(庵)
忘れられた女たち(泰阜村)<中国現地取材> 中島多鶴・NHK取材班 日本出版放送協会 '90 239 (庵)
大地の風(女が辿った敗戦 大学ノートに綴られていた母の日記) 玉田澄子 ハート出版 H3 255 (庵)
曾おばさんの海 (撫順出身・留学生)斑 忠義 '92 230 (庵)
[朝日ジャーナル大賞。残留婦人の人生。文革下残留婦人と中国少年の交流。
『海』-日中間の考え方、慣習、価値観、人生観の越えがたい海]
近くて遠い祖国 班 忠義 ゆまに書房 '96 254 (庵)
大陸の花嫁−満州に送られた女たち ( 高校教師)陳野守正 梨の木舎 '92 238 (庵)
残留・病死・不明−中国残留婦人はいま− (作家)片岡稔恵 あすなろ社 '93 266 (庵)
[関連] 「葉は落ちて根に帰るー(養父母と残留孤児)」 片岡稔恵 東洋医学舎
凍土に生きるー中国残留婦人の手記ー 田村久江 プラザ '93 231
葉は落ちて根に帰る(落葉帰根)-養父母と残留孤児の物語り 〃 東洋医学舎 H7 204(庵)
中国残留婦人村上米子さんをむかえて(ひとがひとらしく生きるために)
中谷麗子 横井量子 リンドラ和代 中国残留婦人を支えるいっぽの会 '94 40 (庵)
ハルビン新宿物語−加藤登紀子の母激動の半世紀 石村博子 '95
無告の大地−開拓団の悲惨な体験-「14回-潮賞優秀作」 寺田ふさ子 '95
祖国よ−「中国残留婦人」の半世紀 (帝京大教授)小川津根子 岩波新書 '95 244 (庵)
[関連] <書評> 扇動したのは国家、歴史を冷静に眺める- 林真理子 (朝日-95・6・4)。
<本と人> [残留]の意味を問う 中国へ四回、日本女性らから取材 (読売- 95・6・11)
渚の墓標(亡き息子への詫び状・旧満州拾遺-新京→安東疎開→引揚) 坂本たか '95 218 (庵)
満洲女塾(開拓団の花嫁学校・苛酷な体験ー付文献) (ライター)杉山春 新潮社 '96 306 (庵)
[関連] 「ひと」-(朝日-96・8・25)
哀しみの大地(残留女性が生きた激動の中国-八路軍従軍、はだしの医者。映画雲南物語モデル)
五十嵐美恵 日本経済 '96 246
ハルビン回帰行−生地ハルビンを訪れ、戦死した父と母の生の軌跡を追う。外僑養老院の残留婦人
(作家)渡辺一枝 朝日新聞 '96 271
女たちの太平洋戦争(戦後半世紀・15歳=手記、写真、音声、映像、絵) 朝日放送・大阪朝日 朝日文庫 '96 302 (庵)
お咲ちゃんー敗戦間際の満州へ、なぜお咲きちゃんは渡ったのか。下町の少女が体験したもう一つの戦争
海老名香葉子 徳間書店 '97 202
中国残留婦人交流の会‐十年のあゆみ 中国残留婦人交流の会(山口市) '99 178(庵
千三十人目の墓標−異国に眠る幼子にささげる母の挽歌 永島英枝 232
生きて還りたい(妻たち子たちの「満州」・乳呑み児を抱いた逃避行) 森田尚 平原社 '03 28 (庵)
大陸の花嫁(悲惨な体験であればこそ忘れてはならない-80歳の手記 句集「満州追憶」併録)
井筒紀久枝 岩波現代文庫 '04 226(庵)
国に棄てられるということ‐「中国残留婦人」はなぜ国を訴えたか
小川津根子・石井小夜子 岩波ブックレットNO.666 '05 70(庵)
中国残留日本人ー棄民の経過と帰国後の苦難 大久保真紀 高文研 '06 350(庵)
【帰国、 自立定着】
祖国の土を踏んで-中国帰国者の現状と課題- 全国社会福祉協議会 S59 114 (庵)
現状と課題・各界からの提言・資料・目で見る中国帰国者問題の変遷(新聞切り抜きから)
入郷随俗ー中国帰国者の日本社会への適応をめざして (異文化適応教材開発委員会委員長)八木巌
全国社会福祉協議会 S62 121 (庵)
[関連] 帰国孤児文化摩擦の日々・社会福祉協議会も教材作りで驚き(読売-87・2・1)。 「ひと」ー(朝日-87・3・10)
愛のきずな 帰国者の一日も早い日本への適応 朝日障害福祉基金キャンペーン(朝日−'87・12・28)
移住と適応ー中国帰国者の適応過程と援助体制 江畑敬介、曽文星、箕口雅博 日本評論 '96 504 (庵)
国 籍 (広島大教授)山本敬三 三省堂 '84 243 (庵)
3 戦乱の果てに [中国に残された日本人、切ない望郷の願い、小島文子、伊藤司](P180〜188)
血が呼んだ祖国 (シナリオライター)椎名龍治 日中出版 '84 198 (庵)
「中国帰国者問題」−カルチャーショックという単語でくくれる程簡単ではない
あした天気になあれ 椎名龍治 岩崎書店
これでいいのか中国帰国者(異文化不適応症候群) (奉天引揚・東社協相談員)桜井尚 マイライフ社 S62 185 (庵)
[熱心なボランティアの体験から、率直な実情の紹介・問題の指摘と直言]
されど、わが祖国(中国残留帰国者物語り)[曽山栄子・ 竹川英幸・ 鈴木則子]
(ルポライター)日垣 隆 信濃毎日 S63 293 (庵)
捨てられた、生き延びた、負けてたまるか 竹川英幸((社)大阪中国帰国者センター理事長) 02 350 (庵)
[かって残留孤児だった著者が、同じ境遇の孤児達のため東奔西走した行動の記録】
中国残留孤児の今を考える(付,年表) (元手をつなぐ会愛知事務局長)木下貴雄 鳥影社 03 138 (庵) [高齢化と老後の不安、異文化の壁、青少年達の環境と非行の増大、国家賠償訴訟]
ああわが祖国よ-国を訴えた残留孤児たち 大久保真紀(朝日新聞編集委員) 八朔社 04 245 (庵)
中国残留日本人ー「棄民」の経過と、帰国後の苦難 同 高文研 06 350(庵)
【二世・三世】
雨ふりお月さん-中国帰国者たちの教室 (夜間中教師)太田知恵子 教育資料出版界 '83 217 (庵)
[関連]NHK・TV(84・10)
[写真集]我是日本人?−日本語学級の子ども達 日本語学級研究会・写真菊地信夫 社会評論社 '82 64 (庵)
日本語学級の子どもたち-引揚の子が出会う<日本> (都立大)小沢有作 社会評論社 '83 287 (庵)
[葛西小-善元、石沢、枝川小-尾崎、葛西中-岩田、藍澤]
ぼく日本人なの?−中国帰りの友だちはいま 手島悠介・善元幸夫・絵遠藤てるよ ほるぷ出版 '83 183 (庵)
[関連]中国帰り孤児の悩み 実例基に差別問う ('84・1・8-朝日)
ほんとはネ、いじめっ子じやないよ-ふるさとを中国にもつ少年の記録 善元幸夫 ポプラ社 '84
国境を越える子どもたち 善元幸夫・押村敬子 社会評論社 '86 254 (庵)
春美16歳の日本(ドキュメンタリー中国残留孤児二世の青春) (元読売記者・ジャーナリスト)大谷昭宏 朝日ソノラマ '89 287 (庵)
中国残留孤児問題は、 あの戦争をどう考え、平和をどうやって維持して行くつもりなのかを問うている
小蓮の恋人(新日本人としての残留孤児二世) 井田真木子 文芸春秋 '92 321 (庵)
祖国−孤児一家の春夏秋冬 [山陽新聞連載「中国から帰った家族] H2・1〜7、103回] 山陽新聞 H2 252 (庵)
夢破れる国日本(-P93~帰国者その家族) 唐儔・高橋健・佐藤美穂子 農産漁村文化協会 '94 175
ぼく、半分日本人(父さんは中国残留孤児) (泰阜村中学教師)中繁彦・絵-北島新平 岩崎書店 '95 149 (庵)
ハルビンの空−二世の女性が中国残留日本人と家族の状況を語る 河野文江 オンタイムズ '95 218
上海トラップ [書評] 既成の物語を拒否する力[北上次郎](朝日-96・4・7)] (作家)内山安雄 立風書房 '96
(ヤンは残留孤児だった[フランスの残留孤児]) クロードカンパーニュ(南本史訳) すぐ書房
中国帰国者二世・三世ー中国と日本のはざまで 筑波大学社会学研究室 '96 214(庵)
【マンガ・コミック・絵本】
絵と文 想い出の満洲ー漫画家回想記<当時満洲で日本がしたこと、そこで生きてきた民衆の姿>
佐久間晃 富山衛 恵雅堂 S46 286 (庵)
ぼくは戦争をみた 横山孝雄 ポプラ社 '81 174
満州走馬灯−清のメモリーマップ 小宮 清 KKワールドフォートプレス S57 206 (庵)
虹色のトロツキー(日蒙混血児・建国大学を軸に満洲国を描くー[コミック]、1〜8)
安彦良和・富岡勇吉 潮出版 '90〜 (満鉄)
[関連] <漫画のカルテ> (朝日-'94・7・23)。
<書評>筒井清忠(京大教授)-「満洲国の実態は・近代の虚実を漫画で」 (朝日-'97・3・9)
蒼い記憶−満蒙開拓青少年義勇軍 まさきまき・シリーズ戦争編集委員会 草土文化 '91 222 (庵)
ボクの満州 [引揚漫画家たちの敗戦体験] 亜紀書房 '95 243 (庵)
[上田トシコ、赤塚不二雄、ちばてつや、森田拳次、北見けんいち、山内ジョージ、横山孝雄、高井研一郎、石子順]
マンガ ぼくの満洲−付・読者体験記(上-P259,下-P258) 森田拳次 あゆみ出版 '99 (庵)
満州の星くずと散った子供たちの遺書−新京難民収容所の孤児たち 絵・文 増田昭一 夢工房 '98 193 (庵)
金のひしゃくー北斗七星になった孤児たち 絵・文 増田昭一 (財)中国残留孤児援護基金 '04 30 (庵)
【写 真 集】
在外邦人引揚の記録−この祖国への切なる慕情 撮影-飯山達雄(満州)、三宅一美(朝鮮)、毎日写真部
毎日新聞 S45 208 (庵)
小さな引揚者ー[S21・7、引揚船で逆にコロ島→奉天潜入。 当時の現地の悲惨な実情を伝える]
飯山達雄 草土文化 '85 104 (庵)
敗戦・引揚の慟哭[写真集-遥かなる大陸<第三集>] 飯山達雄 国書刊行会 S54
写真集・望郷ー満洲(付カセットテープ<満洲に咲いた懐かしのメロヂィー>) 国書刊行会
満州−日露戦争から建国・滅亡まで(日本植民地史[2]) 毎日新聞 '78 306 (庵)
続満州−追憶と再訪<35年目の街待ち>(日本植民地史[4]) 毎日新聞 '80 274 (庵)
満州国最期の日ーー満州国崩壊、関東軍終焉、放棄された邦人、シベリア連行、開拓団の記録
(別冊歴史読本)新人物往来社 '92 258 (庵)
満洲慕情−全満洲写真集 満史会 謙光社 S46 161 (庵)
同 (補巻) S46 175 (庵)
写真集-さらば奉天 藤川宥次監修 国書刊行会 S54 174 (庵)
-さらば新京 〃
-さらば大連・旅順 〃
満洲(中国東北地区)と残留同胞孤児の記録ー 写真と資料 国勢研究所 S58 248 (庵)
第一編 満洲国と関東州 第二編 阿修羅の満蒙 第三編 引揚
第四編 中国残留同胞孤児 資料編
[浜口タカシ]
37年目の再会(中国残留孤児の記録) 浜口タカシ 朝日新聞 '82 127 (庵)
[第2次訪日調査団・成田、肉親対面、別離。調査資料、孤児の訴え、インタビュー、当時の証言]
再会への道 [第3次訪日調査団] 浜口タカシ 朝日新聞 '83 104 (庵)
二つの祖国 [第 4、5、6次 訪日調査団] 浜口タカシ 神奈川新聞 '84 128 (庵)
祖国よ母よ [第 7、8、9次 訪日調査団。 中国東北部を訪ねて。養父母来日] 浜口タカシ 神奈川新聞 '86 136 (庵)
私は日本人 [第10、11、12次 訪日調査団。現地ルポ。養父母来日] 浜口タカシ 神奈川新聞 '86 136 (庵)
ドキュメント日本(激動の日々35年)二つの祖国 浜口タカシ 写真展 '87
私の祖国 戦後50年・中国残留孤児の記録 [付、~26次名簿・写真] 浜口タカシ 中国残留孤児援護基金 '95 256 (庵)
[関連] 残留孤児を撮り続け5年ー(毎日-'86・12・13)。 [編集手帳]-(読売-'86・12・17)
祖国に生きるー中国残留孤児帰国者自立生活の記録 浜口タカシ 中国残留孤児援護基金 '98 255 (庵)
[関連]肉親捜しの記録、自立への足跡写真集にー厳しい道のり浮き彫り(神奈川新聞'98,11,24)
[江成常夫]
シャオハイの満州 江成常夫 集英社 '84 350 (庵)
[訪中6回、200人以上の孤児と面会。標題を<シャオハイ(子供)の満洲>としたのも弱者に皺寄せされた歴史の
不条理を、その言葉に託したかった]
[関連] 江成常夫 第4回 『土門拳賞』 日本人が戦後忘れてきてしまった存在を追う執拗なジャーナリストの目
毎日グラフ '85,3,24 (庵)
土門拳賞を受賞して 「個人にとっての国家と、人間への問いかけを」 (毎日- '85・3・13)
写真集 まぼろしの国・満洲 江成常夫 新潮社 '95 155 (庵)
[新井利男]
残された日本人 新井利男 径書房 '86 239 (庵)
[孤児からの手紙(200通余)。自己証明(傷、アザをカメラにさらし)。残留婦人。捨てられた民。中国の旅。懐念-祖国]
[関連] 「読書」 (朝日- '86・3・3)。 残留孤児カメラで追う (毎日- '86・3・6)。 残留孤児写真展 (毎日- '87・11・14)
[参考]
棄民のゆくえ(帰国者への戦後処理問題と戦争責任) 新井利男,安藤鉄雄 伝書鳩の舎 '90 47 (庵)
《残された日本人写真展-パネルディスカッション記録ー'87.11》
侵略の証言(於,中国日本人戦犯自筆供述書) 新井利男,藤原彰 岩波書店 '99 309 (庵)
[新正 卓]
私は誰ですか ['81/3〜'90/3 訪日調査・身元未判明孤児肖像写真] 新正 卓 刊行委員会 '90 1235 (庵)
[関連] 残留孤児写真刊行にカベ 遠藤満雄ー「記者の目」 毎日−'85・5・10。
身元未判明孤児肖像写真完成 「雑記帳」 毎日−'85・7・26
写真家の善意通じず 厚生省、さんざん待たしてネガだけ貸して
遠藤満雄ー「記者の目」 毎日−'87・7・11
厚生省の感覚を疑う 「記者の目」 を読んで 毎日−'87・7・29。 「ひと」ー(朝日- '90・5・30)
風雪の40年(中国東北地区と残留日本人の記録) 128
我是日本人?−日本語学級のこども達(葛西小・中)
写真/菊地信夫、編/日本語学級研究会 発行実生出版 発売社会評論社 '82 65 (庵)
満洲幻想(旧題-満洲紀行、康徳8年刊) (伝説の写真家) 長谷川伝次郎 東京経済 S63 186 (満鉄)
図説 満州帝国 太平洋戦争研究会 河出書房新社 '96 159 (庵)
1 日本と満州 2 満州建国への道 3 五族協和・王道楽土への夢 4 日中戦争と満州帝国
5 満州帝国の崩壊 (年表、参考文献)
図説 「満洲」都市物語 ◎ハルビン ◎大連 ◎瀋陽 ◎長春 西澤泰彦 河出書房新社 '96 127 (庵)
旅順・大連探訪−百年の歴史を刻んだセピアの世界 近代消防社 '99 121 (庵)
野辺の手ひねり地蔵− 序・井出孫六/写真・山永妙子/詩・杉山春 千野誠治 ちの工房 '99 24 (庵)
[関連] 絵葉書 『千野誠治 手ひねり地蔵』(Vol.1,2)
【中国留用日本兵、看護婦等(八路軍)、現在中国居住】
(註・別途資料一覧あり)
私は中国の地主だったー土地改革の体験 福地いま 岩波新書 S29 213 (庵)
中国留用十年−防疫技術者(ぺスト) 加地 信 岩波新書 S32 212 (庵)
ああ満州(海龍の八路軍抑留生活) (新京満鉄病院)白浜光子 S40 (満鉄) (陸軍病院看護婦長)向井サイ 謙光社 S50
中国土地改革体験記ー八路軍捕虜、引揚、日本共産党入党、中国に密航、土地改革参加 秋山良照 中公新書 S52 180 (庵)
綿袍8年-中共残留覚書 (錦県病院長)伊藤幸雄 S53 223 (満鉄)
藤井の雑記(八路軍と共に) (元陸軍少尉・帰国者生活指導員)中村義光 S59 161 (庵)
凍てつく大地の歌(人民解放軍の日本人兵士たち) (新聞記者・日中関係史)古川万太郎 三省堂 S59
八路軍の日本兵たち (八路軍捕虜)香川孝志・前田光繁 サイマル '84 207 (庵)
(延安日本労農学校の記録・東北地区「日本人管理委員会」 日本難民送還のため国民政府軍と休戦 -P191)
わが青春の大陸長征(軍医の人民解放軍従軍記) 今村匡平 星雲社 '85 296 (庵)
小さな長征(子供が見た中国の内戦・八路軍従軍) 法村香音子 社会思想社 '89 270 (庵)
大地のアルバム(ある中国残留日本人の記録) 〃 〃 '95 243 (庵)
1945年満州進軍(日ソ戦と毛沢東の戦略) (中国・国防大学教官)除焔 三五館 '93 252 (庵)
中国で成功した残留孤児たち 湘湘・段訳中 日本僑報社 '06 246
【学術書・論文・報告等】
祖国復帰へのあゆみ(塩崎荘中国帰国者の15年-日中国交回復後いち早く受け入れ) '90 63 (庵)
[帰国者世帯は今・・精神衛生調査より] 大迫正晴(塩崎荘) 小川一幸(浜川寮) 中国帰国者問題研究会
移住と適応ー中国帰国者の適応過程と援助体制 江畑敬介、曽文星、箕口雅博 日本評論 '96 504 (庵)
「満州移民」の歴史社会学 蘭信三(熊本大学文学部助教授) 行路社 '94 358 (庵)
「中国帰国者」の社会的適応と共生に関する総合的研究ー「中国帰国者」は国民国家を超えるか
研究代表者 蘭 信三(京都大学留学生センター) 平15 297 (庵)
第一部 中国帰国者の多面的生活世界
第二部 中国帰国者の歴史的考察に関する一考察ー残留と帰国をめぐってー
第三部 中国残留婦人における<満洲の記憶>ーある中国残留婦人の記憶ー
中国帰国生徒特別枠入試の意義と課題ー緊急シンポジュウムの記録
「中国帰国者」の社会的適応と共生に関する総合的研究ー研究成果報告書
研究代表者 蘭 信三(京都大学留学生センター) H16 117 (庵)
第一部 経験としての中国帰国生徒特別枠入試
第二部 中国帰国生徒特別枠入試の意義と課題
第三部 中国帰国生徒特別枠入試制度の可能性と限界
移住と適応ー中国帰国者の適応過程と援助体制に関するする研究
江畑敬介 曾文星 箕口雅博 日本評論社 '96 504 (庵)
中国帰国者二世・三世ー中国と日本のはざまで 筑波大学社会学研究室 '96 214 (庵)
1995年度調査報告
第一部 調査結果分析
第一章 中国で育った2世・3世 第二章 言葉を通して見る帰国者の実態 第三章 雇用における現状
第四章 帰国者の住まいと生活 第五章 日本における人間関係の様相 第六章 アイデンティティー
第二部 総論
第三部 帰国者二世三世の要望
第四部 調査票および単純集計票 中国語調査票
付録 ケースインタビューおよび協力帰還へのインタビュー
中国残留孤児問題(03年度三田祭論文) 慶応大法学部高橋伸夫研究会第3期生 '03 71 (庵)
多みんぞくニホンー在日外国人のくらし 庄司博史 国立民族学博物館 '04 112 (庵)
中国残留日本人の研究ー移住・漂流・定着の国際関係論 呉 万紅 日本図書センター '04 267 (庵)
[中国社会科学院日本研究所助理研究員、神戸大大学院・政治学博士(博士論文に加筆)]
特集・中国残留孤児の叫びー終わらない戦後 「アジア遊学」 勉誠出版 '06 202 (庵)
序言 「中国残留孤児」の問いかけ 蘭 信三
満洲農業移民と中国残留日本人 猪俣祐介
「中国残留日本人」の形成と記憶 南 誠
ある中国残留孤児のライフ・ヒストリー 趙 彦民
中国残留婦人のライフ・ヒストリー 小川津根子
中国に定着した残留日本人 呉 万紅
中国帰国者支援施策の展開と問題点 庵谷 磐
中国残留孤児の生活実態と国家賠償集団訴訟 大久保真紀
地域社会のなかの中国帰国者 蘭 信三
中国帰国者二世・三世の進路選択 広崎純子
挑戦する「中国帰国者特別選抜入試」 倉石一郎
中国残留婦人の高齢化と地域福祉 高野和良
中国帰国者二世・三世のアイデンティティ 大橋春美
表象される「中国残留孤児」 大久保明男
*コラム*
残留孤児を育てた養父母たち ?岩・浅野慎一
日本生まれの三世・四世の教育問題 高橋朋子
東欧・旧ソ連での強制移住とドイツ人移民 城 達也
フランスの植民地引揚者たち 松浦雄介
韓国への残留‐在韓日本人妻 山本かほり
フィリッピン残留日系・日本人 大野 俊
あとがき・・・・日本社会にとっての中国残留孤児 蘭 信三
【 聞き取り・オーラルヒストリー、自分史、シンポジュウム 】
道なき帰路(残留婦人聞き取り記録) 中国帰国者の会 '03 104 (庵)
戦争の記憶[P72〜鈴木則子ー中国残留婦人の戦後」 ピースくにたち編 国立市企画部 '04 105 (庵)
下伊那のなかの満州(聞きとり報告集 1 ) 満蒙開拓を語り継ぐ会編 '03 153 (庵)
同 ( 同 報告集 2 ) 同 '04 238 (庵)
すてられた民の記録 山形県中国帰国者自立研修センター H15 142(庵)
落日の凍土に生きて‐「我是誰」中国残留孤児の証言 京都「自分史を書く会」編 文理閣 '04 191 (庵)
オーラルヒストリーの可能性‐満州移民体験を中心に 中村政則
「歴史と民俗」神奈川大/日本常民文化研論集22 平凡社 '06 (庵)
二つの国の狭間でー中国残留邦人聞き書き集(第1集) 中国帰国者支援・交流センター H17 200(庵)
【 国家賠償訴訟関連 】
冷たい祖国ー国を被告とする中国残留孤児たち 坂本龍彦 岩波書店 '03 206 (庵)
国に棄てられるということ‐「中国残留婦人」はなぜ国を訴えたか
小川津根子・石井小夜子 岩波ブックレットNO.666 '05 70(庵)
ああわが祖国よー国を訴えた中国残留日本人孤児たち 朝日新聞編集委員 大久保真紀 八朔社 '04 245 (庵)
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