岡山県高梁市

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岡山県高梁市

　高梁市は鎌倉時代の仁治元年(1240年)に相模国の三浦家の一族、秋葉三郎重信が承久の乱の恩賞として備中国有漢郷の地頭職に命ぜられて市街地の北端の臥牛山(がぎゅうさん)の山頂に山城を築いて以来、この地方の政治・経済・文化の中心として栄えてきました。江戸時代には水谷氏３代(1642年～1693年)が松山城の改築、城下町の整備などに尽力しました。
　市内には暦応２年(1339年)に足利尊氏が建立した禅寺・頼久寺の庭園(国の重要文化財)などがあり、特にこの庭園は小堀遠州の築庭と伝えられる禅院式枯山水蓬萃庭園(鶴亀の庭)で、江戸時代の庭園としては我が国を代表するもののひとつであります。
　なお、この高梁市はわたしが生まれたところです。