[トップ] [前ページ][次ページ] にこにこ算数                   
倍数算 割合に関するもんだい
[例 11]

A ,B 2人の所持金の比は、はじめ
4 : 5 でしたが Aさんの所持金が80
円増えたのでその比は4:3になりました。
Aさんは はじめいくらもっていましたか?


1.
AとBの所持金の割合は
4: 5
図1のように書きます。

Aのよこの長さを 4
Bのよこの長さ
は5
たては 同じ長さにします。
面積が所持金の額になります。
図1
2.
Aの所持金が80円増えた
図を 2図のように左側に80円
分増やして書きます。

Bの大きさは同じですが
A と B の割合が
4 : 3 となりましたから
A のよこの長さは 4
B の長さを 3 として
図2のように表わします。
図2
Bの所持金を1 としたときの
Aの割合をもとめてみます。

Bを1とするとAは 4/5 なぜ ??
Bのよこの長さ5 を5で割ると
5/5 となって これは
同じようにAのよこも5で割ると
4/5 となります。
すなわち Bの所持金を1と
すると Aは Bの4/5 にjなります。

図3
図4で同様に

Aの
所持金が80円増えた図でも
Bの所持金を1とすると Aは4/3.
なぜ ?
Bのよこの長さを3で割ります。
3/3 すなわち
Aの80円を加えたよこの長さは

も3で割ると
4/3 となり Aの所持金は
Bの4/3 となります。
図4
図5をよくみると
新しいよこの長さ
?
4/3 と 4/5 の差 うす紫の
よこの長さが分かりそうです。
4/3 − 4/5 =8 /15

たての長さ は
面積 ÷よこ から
80 ÷ 8/15 = 150


Aの始めの所持金は ブルーの
面積ですから
たて が 150 よこ が4/5

面積は 150 x 4/5=120
答えは 120円
図5