年  代 出   来   事
50万年前 日本列島の原型がほぼできあがる
5万〜3万年前 旧石器時代 ●石垣島で国内最古の人骨発見、炭素年代測定で2万4000年前と判明
1万6000年前 世界最古の縄文土器 青森県大平山元I遺跡から発掘された土器による放射性炭素年代測定法の算定(暦年較正年代法による)
港川人 沖縄県島尻郡港川(現:八重瀬町)の海岸に近い石切場で骨が発見(男性身長約153〜155cm、女性約144cm)。約1万7000年から8000年頃のものと推定される
1万3000年〜
1万年前
縄文草創期 北海道は樺太と繋がっており、津軽海峡は冬には結氷し本州が繋がっていた。徐々に温暖化が進行
1万年〜
6000年前
縄文早期 上野原遺跡(鹿児島県霧島市)
6000年〜
5000年前
縄文前期縄文海進
三内丸山遺跡」 約5500年〜4000年前にわたり定住生活
5000年〜
4000年前
縄文中期 ●縄文のビーナス 」 棚畑遺跡。石棒・土偶などの呪物が盛んに作られる。
 石柱祭壇。抜歯の風習が始まる。気温低下始める。立体的文様のある大型土器が流行
御所野遺跡
4000年〜
3000年前
縄文後期仮面の女神( 仮面土偶) 」中ッ原遺跡
大湯環状列石 」「小牧野遺跡
3000年〜
2300年前
縄文晩期金生遺跡 」 気温2度前後低下。東北に亀ヶ岡土器、遮光器土偶出現
2300〜
2000年前
吉野ヶ里遺跡(佐賀県)が大規模化する
鉄器が本格化普及
BC100年頃 神庭荒神谷遺跡、加茂岩倉遺跡で青銅器の大量埋納
57年 倭の奴国の王が後漢の光武帝に朝貢、金印印綬。「漢委奴国王」の称号を受ける
146〜189年頃 倭国大乱
楯築遺跡 」 弥生時代後期(2世紀後半〜3世紀前半)に造営
248年頃 卑弥呼(170頃〜)没。その後、卑弥呼の宗女壱与(または台与)が女王となる
箸墓古墳、3世紀半ばすぎ?(最古級と考えられる)大型の前方後円墳
300年頃 神原神社古墳造られる
4世紀の初め 福岡県沖ノ島で盛んに祭祀が行われる(平安時代初期頃まで続く)
430年頃 各地に巨大古墳出現する。副葬品に馬具や甲冑、刀などの武器
471年(雄略15) 「辛亥年七月中」の干支銘を持つ金錯銘鉄剣、稲荷山古墳から出土(石渡説では531年)
507年(継体元) 継体天皇(450?〜531)、越前から迎えられ即位
527年(継体21) 筑紫国造「磐井の乱」。この頃「岩戸山古墳の石人石馬」つくられる
538年(宣化3) 百済の聖明王(?〜554))より仏教伝来(552年との説もあり)
587年(用明2) 蘇我馬子(551?〜626)が仏教受容反対派の物部氏を滅ぼす
馬子、法興寺(現飛鳥寺)の建立を発願。完成は596年?
石宝殿」 「聖徳の王の御世、弓削の大連(物部守屋)の造れる石なり」
593年(推古元) 聖徳太子(574〜 622)が推古天皇(554〜 628)の摂政となる
四天王寺が建立される
603年(推古11)または622年(推古30) 秦河勝、太秦に蜂岡寺(広隆寺)を創建。この頃「蛇塚古墳」 造られる
607年(推古15) 法隆寺を創建
643年(皇極2) 蘇我入鹿、山背大兄王一族を滅ぼす。山背大兄王、斑鳩寺で自殺。
645年(皇極5) 中大兄皇子らが蘇我入鹿を宮中で暗殺(乙巳の変)
646年(大化2) 薄葬令。この頃「鬼の雪隠・俎」 造られる
655年 皇極天皇が重祚し、斉明天皇(594〜 661)となる。この頃「酒船石遺跡 」 造られる
663年(天智2) 白村江の戦い、唐・新羅連合軍に大敗
668年 中大兄皇子が即位し、天智天皇(626〜 672)となる
672年 天智天皇没。「壬申の乱」で天武天皇(631?〜 686)即位( 673)。飛鳥浄御原宮に遷る
681年(天武10) 飛鳥浄御原令を制定
686年 天武天皇が没、持統天皇(645〜703)即位
690年(持統4) 第1回式年遷宮(伊勢神宮)。平成25年に第62回を予定
699年(文武3) 役小角(634伝〜701伝)、伊豆に配流
710年(和銅3) 平城京遷都。奈良時代はじまる
この頃「熊山遺跡 」 造られる
711年(和銅4) 秦伊呂巨(具)「伏見稲荷大社 」を創建
712年(和銅5) 『古事記』完成
713年(和銅6) 諸国に『風土記』の編纂を命ずる
715年(霊亀元) 越前国気比大神の託宣により神宮寺を建立。この頃より神仏習合はじまる
720年(養老4) 『日本書紀』完成
藤原不比等(659〜)没
752年(天平勝宝4) 東大寺盧舎那仏像の開眼供養
770年(神護景雲4) 称徳天皇没、光仁天皇即位。道鏡(700〜772)下野国に配流
784年(延暦3) 桓武天皇、長岡京に遷都
788年(延暦7) 最澄(767〜 810)、比叡山延暦寺を造る
794年(延暦13) 長岡京を廃し、平安京に遷都
796年(延暦15) 東寺創建される
802年(延暦21) 坂上田村麻呂(758〜 811)、胆沢城を築かせる。蝦夷の阿弖流為ら降伏
816年(弘仁7) 空海(774〜 835)が高野山金剛峯寺を開基
927年(延長5) 延喜式が完成
935年(承平5) 平将門(903?〜 940)・藤原純友による承平天慶の乱
1005年(寛弘2) 安倍晴明(921?〜)没
1128年(延暦15) 藤原清衡(1056〜)没
平安時代後期 この頃「臼杵石仏(磨崖仏)」つくられる
1192年(建久3) 源頼朝が征夷大将軍(鎌倉時代のはじまり)
1232年(寛喜4) 明恵(1173〜)没
1336年(建武3) 足利尊氏が「建武式目」を定める(室町幕府の成立)
後醍醐天皇、吉野へ逃れる。(南北朝分立、1336〜 1392)
1576年(天正4) 信長(1534〜1582)、安土城を築く
1660年(万治3) 万治の石仏」つくられる
1782〜87年 天明の飢饉、遠野に「五百羅漢」つくられる
1854年(安政元) 安政東海地震 「河内の大石」、安政南海地震